暗闇ポメラ

暗い車内でのポメラは難しい。キーボードが暗い。ブラインドタッチはできるので、文章は作れる。だが、メニューキーなどが見えない。慣れたらいいかな。なんで暗い車内かというと、家にいるのがいたたまれなくなって、駐車場の車に逃げてきているのだ。9月末の夜は、暑くも寒くもないのは良いこと。運転するのは危険なほど疲労している。この疲労で運転して事故でも起こせば目も当てられない。そこは自重する。ポメラDM200 だけを持ってきた。たくさん言葉にすれば、心が落ち着くかと考えた。そういう時は、紙の消費量を気にしなくていいポメラ、テキストファイルの方がいい。自分の器の小ささよ。ご機嫌でいられない。モノにすぐ当たり散らす。42歳になっても、この有様。自分自身にうんざりするわ。何度でも死にたい。だから、1回だけじゃ、死ねない。家族よ、早く寝て遅れ。そうしないと自分は1階で眠ることができない。2階ではどうも落ち着かない。1階で一人で寝ていたい。死んだように眠りたい。そのためには、ポメラの画面はよくないか。ブルーライトが出ているようには見えないが。ポメラについて、知らないことはまだまだある。iPod nano で聴いているのは、瞑想のためのプレイリスト。心よ、静まれ。まだ、月曜日なのだ。週末の運動会、2週連続に今からうんざりしている。100%楽しむことができないものか。準備から後片付けまで。体力の限界までフルスロットルで。やったろうじゃん。やけっぱちの不惑。死ねばいいのに。勝手に死ねたら楽だろう。オフィーリアのように浮かんだら楽だろう。仰向けに天を見れば、神が見える気がする。土左衛門ドラえもんじゃないよ。糸井重里とか、藤井聡太とか、キングコング西野みたいに、頭が割れそうに考えてみよ。頭は割れない。気は違うかも。それでもいい。生きる。言葉を絞り出す。このまま車内で寝てしまおうかしらん。家族に探しに来て欲しいわけではない。その手のかまって光線と思われては、本気で死にたい。恥だ。憤死。今日は、仕事でも我慢が足りなかった。音も神経に障る。長い長い打合せにもうんざりだ。うんざり、というキーワード。アパシー。異動が必要なのかも。しかし、あと半年は今の場所で、クチャラー。昼休みに逃げる。一時的逃亡ゾーン。一旦、離脱して、再び戻る。その反復。今、車に逃げてきてはいるが、戻るのだ。家にしか、居場所は無い。居場所が無いと感じる家にしか居場所は無い。逃げるけど、逃げない。