余裕があると家事労働の質が変わる~カジタノを目指す

DSCN6628

時間とスペースの余裕があれば、洗濯物干しのような家事労働も楽しくできる。蚊取り線香に火をつけるような準備に時間をかけられる。iPod nano で音楽聴きながら、思索しながら洗濯物を干し、時折手を止めて言葉をノートに書き付ける。そうやってのんびりやるのは楽しい。

ベーシックインカム

ベーシックインカムは時間の余裕を生む。その余裕が、労働を違う活動に変える。民進党枝野幸男さんも、現在の雇用モデルでの雇用の安定にこだわらずに、大胆に労働そのものを変革すればいいのにと思う。ベーシックインカムはおすすめである。しかし、支持母体の連合などは、今の労働形態で利益を得ている団体なので、反対するかも。その辺り、既得権益がツマラナイ。
結局、枝野さんは党首選で負けてしまった。前原さんじゃなあ。リベラルはがんばってもらわないとジリ貧である。反省と思想の作り直しが必要だと思う。共産党も、中国は真の共産主義ではないとか止めて、文化大革命ポルポトを産んだ共産主義の欠点を改善して、共産主義を作り直さないといけないのではないか。そういう姿勢を欠いて、相手や敵のせいにしておけば、楽である。しかし、それじゃあ懐の深い自民党に勝てない。思想そのものに余裕が無いのである。リベラルなのに。それは致命的だろう。リベラル思想では、家事はできない。

洗濯物干しを楽しむために

妻の視線が無ければ、洗濯物干しは楽しい。まずは iPod nano で音楽を聴く。それからセッティングをする。洗い終わった洗濯物は大きな籠の中へ。それを窓際まで運ぶ。台所の棚から、蚊取り線香が入った缶と100円ライターを取り出して火をつける。それを物干し竿の下へセットする。干している時に蚊に刺されたくないのだ。そして、各種ハンガーと洗濯ばさみを十分な量かきあつめて、物干し竿へあらかじめセットする。それから、玄関から回って物干し竿のある軒下へ。音楽を聴きながら、外の空気を感じながら、のんびりと洗濯物を干す。ここまで手間と時間をかけてやると楽しくなる。思うに、効率化を追求し過ぎると、家事がただの労働になってしまい、プレイフルが失われるのではないか。

皿洗いは断続的に

皿洗いはよくやる。自主的にやる家事の一つ。とにかく手をつける。嫌になったら、一旦止める。流しの皿などをすべて洗わなければいけない、という義務感からは自分を解放する。一旦止めたら、何か別のことをして、気分が整ったら、また始める。そうやって断続的にやっていけば、いつかは終わる。一気に洗わないといけないと思うと、まず腰が重くなって手をつけられなくなる。一枚でもいいから、手をつけることに集中すれば、後は勢いで思っていた以上に作業は進むものだ。やっぱり、iPod nano で音楽を聴きながらやることが多い。

家事は音楽を聴きながらできる

家事は音楽を聴きながらできるのが、いい。サラリーマンだとそうはいかない。家事は個人事業主である。良くも悪くも自分のペースでできる。音楽を聴きながらやると、リズムに乗れる。作業そのものがプレイフルとなる。カジタノ。家事を楽しむことを第一に考えるとよさそうだ。