音楽とアルコール

Summation

軽いアルコールと手持ちの音源で、今の危機をごまかすのも一つの方法だ。
そのことを思いついただけでも、今日の苦しみには価値がある。一日もだえて編み出した結論だから有効だ。機能する。
具体的には、夕方に早めにビームハイボール 350ml 缶を飲み始めた。音楽は、ベル&セバスチャン『the boy with the arab strap』だ。この1998年の CD をまだ iTunes にインポートしていなかった。つまり、iPod nano にも入っていなかった。早速、飲みながらインポートして聴いている。いいね。青春。この辺はリアルタイムで聴いていた。そして、2001年の来日ライブを見に行った。めんどくさいが口癖の自分が、やむにやまれぬ心で唯一見に行ったライブがベル&セバスチャンなのだ。

1998年から1999年にかけては、ベルセバフィッシュマンズミッシェル・ガン・エレファントばかり聴いていた。世界の終わりに向けて。ノストラダムスの1999年7の月を期待していたのだ。
ところが世界は終わらなかった。以後の自分の人生は余生となった。
話がずれたが、そうしたことを音楽は思い出させる。記憶の喚起装置となる。その記憶に浸るのもいい。今の危機をいっとき忘れさせてくれる。
音楽とアルコールは、魂の午前三時に精神の緊張を高めるのにもよい。不眠を利用して、松本圭二さんのように書くのだ。最近だとビームハイボール缶と阿部薫の組合せがいい。神経に直接響く音。アルコールで脳のリミッターを外す。たとえばポメラDM200 で書けば、推敲は後からいくらでもできるので、とにかく言葉を連ねる。ブリコラージュ。レヴィ=ストロースのように書くのだ。
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水を飲め

chase down のために水も並行して飲む。詩人はただの水でも酔うことができる。もし、目が覚めたのが午前0時を回っていたら、翌日のことも考えてアルコールは飲めない。その時は、水で酔えばいい。慣れれば簡単だ。水を飲みながら書いていれば、一気に言葉の海で没入できる。dive into my soul. 言葉を愛撫。
結果、寝不足になる。参った。
また、夏の終わりの性欲は、水では薄まらない。
そして、空腹。深夜に何を食べるのがいいか。音楽とアルコール、あるいは水だけじゃお腹がすくわ。

YouTube

YouTube も色んな音源探しにいいね。気に入った楽曲があれば、積極的に iTunes で購入するようにしている。それがアーティストを支援することにつながる。お気に入りには色んな映像と音が雑多に入っている。それらによって、救われる。

まとめ

とにかく音楽とアルコール。この二つを活用することだ。適度に。溺れない程度に。

The Boy With the Arab Strap

The Boy With the Arab Strap