湯シャン生活スタート

「湯シャン」という言葉が入ってきた。やってみようと思った。 すなわち、シャンプーを止めるということでもある。
とりあえず翌日に支障が無さそうな土曜日の夜。シャワーを浴びる時にシャンプーを使わずに、洗面器にためたぬるめのお湯で優しく頭をマッサージするように洗ってみた。やり方は色々あるのだろう。まだ、そこまで深く Google先生に聞いていない。
熱いお湯だと乾燥して頭が痒くなるとのこと。
やってみて、不安なのは、頭が痒くなること。
まあ、何でも実験。
湯シャンは、頭皮の常在菌には良さそう。常在菌については、今年読んだ本など、色々と気になっている。今までシャンプーをしてきて、常在菌が不在の状態だと、頭が痒くなるのは仕方ない、という情報があった。常在菌が戻るまで。というか、今まで何十年もシャンプー使ってきて、今更、常在菌が戻るのか?皮膚科の偉い先生に聞いてみたい。本を書いている医者にはバイアスがありそうでいまいち信用できない。
また、臭いもどうなるか、気になる。40歳過ぎて、他人の体臭が気になるようになってきた。同時に、自分の加齢臭も気になる。自分じゃわかりにくいのが怖い。

翌朝、頭はそれほど痒くない。気にすれば、ちょっと痒いかな、という程度。日曜日。今日一日、乗り切れるだろうか。そして、二日目も湯シャンしてみるかどうか。

湯シャン翌日、日曜日。出かけたがなんとか頭は大丈夫。痒くなりそうな予感はあるが、予感のまま午後まで保った。さて、今夜のシャワーはどうしようか。明日は月曜日、仕事があるが。

結局、二日目も湯シャンしてみた。ぬるま湯で念入りに頭を洗う。
今回は、シャワーの後に頭皮に無印良品の化粧水をかけてみた。頭皮の乾燥対策。どうだろうか。すべてが実験である。
明日は月曜日、仕事に支障が無ければよい。

月曜日の午前三時、不眠と激しい苛立ちで頭が痒くなり、掻いてしまった。湯シャン失敗。シャンプーをして痒みを止めた。
湯シャンが成功するかどうかは、精神状態が安定していることが重要だ。まあいい、また試してみることだ。人生は実験の連続だ。