高速道路のトンネルに Get Wild

Busy Highway

高速道路の運転が苦手である。怖い。このスピードだと事故ったら死ぬよね。家族が乗っているとさらに怖い。といつも、ハンドルを握る手が汗ばむ。
また、いつも利用する九州自動車道には、6km を超える長いトンネルが2本あり、23本連続するトンネルもある。この高速道路のトンネルがさらに恐怖を煽る。事故処理中のトンネル内で無理な追い越しをかける車もいる。たぶん、うんこを漏らしそうなのだろう。車間距離というバッファ buffer の概念が無い車に後ろにつかれることもある。
さらに、崖に沿って作られた眺めのよい高架道路を走っていると、脳内にスピッツが流れてきて「今ここでハンドルを思い切りきったら、空も飛べるはずだな」と考えてしまう自分も怖い。
しかし、実家に帰省する際には、高速道路を運転せざるを得ないのが現状だ。

そこで、この夏の帰省では、TMネットワークTMN)の CD をかけてみた。前述の長いトンネルでは、「Get Wild」を合わせる。高速道路のオレンジの灯りが車内に映り込む。ぴったりだ。アニメ『シティーハンター』のエンディング映像も街の灯りが車のフロントガラスに映り込むようなやつだった気がする。
音楽にシンクロして、心も不思議と落ち着いた。これが別の CD 、たとえばプライマルスクリームの『バニシングポイント』だと、より不安が強くなって合わなかった。邦楽の軽さ、ポップさが良かったかな?
だから、帰りのトンネルでも「Get Wild」を合わせた。そして、無事に運転できた。
CD は小室哲哉さん選曲のもので、「Get Wild」だけじゃなく、全体としてドライブにぴったりな曲ばかりだった。もう1枚、曲ができる限り被らないベスト盤があったら次の帰省のために買ってもいいなと思った。
ちなみに、最近買った iPod nano はフリードのコンポでは認識しなかった。残念。車を買い替えるまでは CD でいくしかないね。CD がメディアとしてどの程度の寿命なのかは最近、気になっている。だから、CD でも iTunes でデータ音源を買っても「所有」とは思わないようにしている。

話が脱線してきたので、この辺りでブログにアップしようと思う。

akizukid.hatenablog.com


Tetsuya Komuro Presents TMN black

Tetsuya Komuro Presents TMN black