魂を削って母の日の午後

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#トリスハイボール 濃いめ。ダークサイドに取り込まれないために早めに飲み始めました。#ドラマcrisis の西島秀俊さんに言わせると、やり方を間違っているけど。

金曜日の夜、お酒も飲まず倒れるように夜8時前に寝てしまった。まだ子どもたちがクレヨンしんちゃんを見ている時間だ。
そして、目が覚めたのが0時過ぎ。皿を洗う。
妻に、日曜日はちょっと無理かもしれない、と弱音を吐いた。日曜日は母の日で、僕は妻に「何もしない一日」をプレゼントしようと思っていた。日中、子どもたちを一手に引き受けて、夕食を作る、など。しかし、どうもそれを実行するには自分のメンタルがもたないと思った。
今、外は大雨だ。日付が変わってすでに土曜日。最も
メンタルがよいはずの金曜日の夜が寝てしまって終わってしまった。
今日は子ども二人が土曜授業。雨の状況次第では、長男を中学まで車で送らなければならない。それが往復1時間。起床5時。さらに妻の仕事も送迎かな。子どもたちの昼食を準備して、午後は長女の書道の送迎がある。そういう忙しい土曜日を過す可能性が高い。
それなのに日曜日も子どもたちを連れ出したり、昼食を準備したり、最後は最も苦手とする夕食の料理をして日曜日が終わって、明日、仕事となるとたぶん、発作的に月曜の朝に列車に飛び込んでもおかしくない。幸い電車通勤ではないのでその可能性は低いが、しかし、メンタルがもたない。

最近は仕事で魂を削っている。作業は多くないし、残業も少ない。しかし、例外問題が多い。その対応に追われている。上との打合せ。ボスたちをいかに動かすか。ボスが4人いる。組織も権力を持っている人が100人以上いて複雑怪奇。問題はなかなかすっきり解決できない。小骨が数本喉にいつも引っかかっている。その状態で家に帰ると三人の子どもたちがいる。子どもの笑顔を見て癒されるとか、都市伝説だと思っている。癒やされない。親としての愛情とか、本能が欠如している自覚がある。どうしても自意識ファーストなのだ。家族ファースでも都民ファーストでもない。国民の自意識が第一。
ああ、蛭子能収さんになりたい。根本敬さんが、動物と書いた蛭子さん。自意識の欠如した動物。自分の快感原則に忠実に生きている。ドゥルーズの動物のリアル版。なろうと思ってなるのではない。蛭子さんは、最初からずっと動物だった。

今は日曜日の午後、朝一でツマラナイ告白をしてしまった。それは別途書いている。どのような順番でブログにするか。先にこっちかな。それはそれで、今は母の日の午後、妻に「何もしなくていい一日」をプレゼントしようと思って、ちっとも実践できていない。それで激しく凹む。無力感。
そこで早めに飲み始めた。トリスハイボール濃いめ。ドラマ『CRISIS』で西島秀俊さんが言っていたが、たぶんやり方を間違っている。山崎元さんも、そんなことを書いていた。自分のメンタルのためにアルコールに頼るのは筋が悪い。しかし、他に方法を思いつかなかった。前頭葉を多少でも麻痺させれば少しはましになるのでは?と考えたのだ。今のところ、かえって悪化している。片足をダークサイドに突っ込んでいる感じ。
三者三様にうるさい子どもに反応しない。それが難しい。セブンイレブンの濃厚クリームのレーズンサンドも食べたが、まったく効かない。耳栓をして二階に逃げた。そしてこれを書いている。
考えるな。16時になったら階下へ降りて、夕食を作り始めるのだ。材料はそろっている。後はそれを機械的に作るだけだ。ABCクッキングスタジオにでも通うかな。今日、見たら、男子が一人だけいた。自分は女性だらけの中に一人入るのが、意外に苦痛ではない。それくらいの何かを日常に取り込んだ方がいいかもしれない。別に不倫をしようという下心ではない。職場と家庭以外の第三の場所、サードプレイスが必要だと思っただけだ。しかし、めんどくさいな。面倒力の方が勝っている。自分の性欲もめんどくさい。早く枯れたいが、なかなか枯れることができないのが中年の難しさなんだろうと思う。

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)

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