子どもに梅原大吾さんの本を読ませようと思った

Capcom Cup 2015

梅原大吾さんの『勝ち続けるための意志力』を買った。
akizukid.hatenablog.com
↑ここで読んだのは、Kindle版。今回、紙の本を買った。なぜか?長男に読ませよと思ったからである。
小学六年生の長男は今、中学受験に向けて塾に通い始めている。スタートが遅かった。そこでポイントは、中学受験に絶対成功することではない。その先も見据えて考えている。
そこに梅原大吾さんの言葉は効くと思ったのだ。
生き方、受験をゲームと捉えればその勝負に対する考え方も活きる。そう思ったのだが、予想通り本を勧めても反応は薄い。
それはそうなのだ。子どもは親に勧められて本を読んだりはしない。自分の子ども時代を振り返ってもわかる。
たとえば私は中学時代にカーネギーの『人を動かす』や『道は開ける』を繰り返し読んだ。それは自宅に父親が読んでいた本があったからだ。そして、父が勧めたわけではなく、自分が勝手に読んでいたのだ。もし父が勧めていたら読んでいなかったかもしれない。子どもはそういうもの。
だから、子どものために本を買い与えても素直にそれを読むことは無いだろう。
しかし、家に本が転がっていれば、何かのきっかけに自発的に読む可能性がある。そこに賭ける。親にできるのは環境を作ることぐらいだろう。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

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