怒りを内側に折りたたむイメージ

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仕事で丸投げされた時に瞬間的に沸騰する。しかし、それをそのまま発散してはいけない。
アンガーマネジメント。
ふと思い付いたイメージは「怒りを内側に折りたたむ」こと。
そうすることで、怒りを自分の力として吸収してしまう。
怒りの表現はフラットで抑制された小津安二郎的でいい。相手にこちらの感情を想像させること。結果、相手を不安定にさせて、それで動かす。そういう悪の仕事術を意識してみよう。
エルヴィン・スミスとか、碇ゲンドウとか。

同じ部署に長くいるとついつい色んなことを引き受けさせられてしまう。
異動したけれど、すぐ隣。そこは権力が無い割に色んな要求が集まるところ。「折衝」がメインの仕事になりそう。それは今までの自分が避けてきたこと。相手の勉強不足を突いて、圧倒的な知識と理屈で今まで色々通してきた。それはなかなかできなくなるだろう。しかし、本当の仕事がここから始まる気もする。
その「折衝」においては感情的になってはいけない。怒りの感情も内側に折りたたむ。

先日(この記事自体をかなり寝かせてしまったのでもう時間が経ってしまったが)、電話で怒りを爆発させてしまった。沸騰したのだよ。電話もよくない。直接会って話をしているのであれば、怒りを内側に折りたたむことができる。電話は顔が見えない。だから、わけのわからんことを言う人は、単にわけのわからんことを言う人でしかない。
その後、Evernoteにノートを作った。怒りを爆発させた時に記録しておこうと思う。「見える化」である。記録することで自分の怒りの傾向もわかる。対策も練ることができるだろう。まさしくアンガーマネジメントである。
このノートが必要じゃなくなった時に自分は一つレベルが上がったということだろう。
ちなみに6月は怒りを爆発させずに過ごすことができた。

昨日は、上の人間がしゃべっているところに口を挟んで怒らせてしまった(これもかなり前だ)。自分ではなく相手の怒り。上の人間といっても直属ではない。自分の所属に属するのが自分しか居なかったので、自分が発言するしかないと考えた。だから、それは仕方ない。
二、三年でいなくなってしまう人のことを真剣に聞くことができない。それはそうだろう。

自分の怒りだけではなくて、相手の怒りへの対策も必要だ。それはまた考えてみよう。

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