時々、昔の仕事ノートを読み返すのが役に立ちます

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photo by yto

昨年2014年の引越の過程で昔の仕事ノートを発掘しました。それを仕事のスキマ時間に読み返しました。2009年、5年前のメモなどです。フリクションボールを片手に印をつけたり、補足を書き込んだりしながら読みました。昔の自分と対話して考える作業になります。考えたことをコメントとして書き込むことで、考え方や知識を今の自分にインストールするイメージです。
書いた時は、その時の仕事のためにメモしたものですが、5年経過して読み返すと色々、役立ちます。

どんなノートを使うかはその時々ですね。基本的に職場に置きっぱなしなので、大きなノートでも良さそうです。とりあえず今は手持ちのノート、手帳を活用、消費していこうと思います。在庫で多いのがA7サイズのポケットノートですが、これは仕事には向きません。打ち合わせなどで大量にメモすると数頁に渡ってしまうでしょう。小さくてもA6サイズ、文庫本サイズかなあと。

数字、固有名詞、考え方などを書いておくと後日役に立つ気がします。事実と思考。
メンバーの仕事や悩み、残業の管理など、マネージャーとして悩むところもメモしておく。
書く時に、未来の自分へ引き継ぐつもりで書くとよさそうです。

それから、頭に来たり、苛々させられたりしたことも書いておきましょう。書くことでストレスは軽減されます。また、状況を客観視できるようにもなります。相手の内在的論理を把握するためにも書き出してフラットに考えると良さそうです。

去年の手帳を読み返すのもいいですね。去年の今日、何をしたか。それがわかるだけでやることに漏れが無くなります。あるいは少し先の将来に待っている作業の準備ができたりします。過去に学ぶことで、先手を打つことが可能です。たとえば去年の同じ日の記述を読めば、ルーチン業務の場合、同じような状況が現れるので役に立ちます。
この習慣が定着すると今度は書く時に未来の自分への引継を意識して手帳にメモするようになりますね。

ノートに手書き、というのも効用があると思います。Evernoteにメモして後日検索して活用するのとはまた違った効用です。うまく言えないのですが、手書きの方がスムースに自分の中にインストールできる気がします。手書きは書きながら考えることに意義があるような気もします。考えることで知識やコツが真に自分のものになる感覚です。