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『アルゴリズムが世界を支配する』を読んで考えが仕事論に飛躍したのがオモロイ

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下記は、クリストファー・スタイナー『アルゴリズムが世界を支配する』を読みながらメモして考えたことだが、最終的に仕事論へ飛躍した。面白いので、そのままブログにしてみることにする。

1470 パスカルの手紙の確率論→ロンドンの反映 保険の発明→『MASTERキートン

たくさん複数回賭けることができれば負けない
→住宅をローンで買う賭けは、回数が少なすぎるのでリスクが高くなる

アルゴリズムを使うということは、人の恣意的な意志による決断をしないということ。また自動化。
元々私は「機械になりたい」欲望があるので、アルゴリズムには関心がある。自分で自分のアルゴリズムを作ってしまえば悩むことも無くなりそう。うまく行かない時は、悩まずにアルゴリズムを調整すればいい。

電王戦のことも考えた。将棋のプロ棋士VSコンピュータ。これもアルゴリズム。将棋の世界ではアルゴリズムが人を超えている。チェスはもう何年も前に人類を超えた。
カスパロフの本との対比がおもしろい。カスパロフは、コンピュータへの評価が低い。負けず嫌いなのかもしれない。人の決断力を信じているようだ。

よくよく自省すると、自分で意思決定することは少ない。ほとんどこれまでの人生で作ってきたアルゴリズムで行動が決まっている気がする。
その意味で、習慣もアルゴリズムだよね。
「偏見のコレクション」と言ったのはアインシュタインだったかと思います。コモンセンスもアルゴリズムという気がしてきました。

ポケットにスマホを入れたまま縄跳びしてコンクリートスマホを落としてしまって画面を割ったり、娘の机に置いていて焼酎のコップを倒して色んなモノを焼酎漬けにしてしまったりする自分のアルゴリズムがつくづく嫌になります。不惑にもなって何やってるんだろうと。縄跳びしたり、焼酎のコップを机に置いたりするのは自由意志ではやっていません。

こだわりやマイルールもアルゴリズムと言えそう。それらをいかに超えていくかが面白い。
個人がメディアになるイメージ。その中で、たとえばアレルギーは「交通」事故みたいなものではないか。ここでの「交通」はマルクス柄谷行人を考えている。ずいぶん昔に読んだものなので使い方は怪しい。
アレルギーは過剰な免疫反応ということ。免疫は、自と他の区別をする機能。そこがうまく働かない。あるいは働き過ぎるということか。
仕事で言えば、過剰に敵と味方を区別してしまうような人がいる。これは、カール・シュミットの定義する政治が好きな人。政治とは敵と味方の区別である。そして、パワーゲームが始まる。
自分も仕事をするうえで、パワーゲームは避けられないと考えている。しかし、敵と味方の区別は常に変化すると思っている。昨日の味方も敵なり得る。だから、期待も失望もしない。また、敵も味方になり得るし、味方にしてしまえば自分の力になる。
仕事の場合、自分のこだわりやプライドは家を出る際に玄関に置いておく。そして、元に戻ると、自分を確固とした個人ではなく、メディア、現代思想風に言うと、諸力の束として考えながら仕事をしている。よって、大事なのは自己満足ではなく、仕事がドライブするか、問題が解決するか、諸力が機能するか、という点になる。そこに集中してベストを尽くせばいい。結果は気にしない。責任論や評価は他人の問題であり、自分の問題ではない。

私は仕事中、よく周囲に自分の思い付きをしゃべる。それは同僚や部下を説得したり、教えたりしている意図ではない。単に自分の考えをしゃべることで自分のアルゴリズムを作っているだけ。しかし、聞いた側は何かしら考えるだろう。そして、仕事のやり方が変わるかもしれない。変わらないかもしれない。課題の分離から言えば、それは聞いた側の問題。ただ、しゃべることで「交通」が起こる。それはコミュニケーションを活発にしよう、とかでもいい。とにかく組織全体的にコミュニケーションが少ないと思う。
自分はそうやって色々多方面にジャブを放つ。迷惑に思っている人もいるかもしれない。そこは少し想像しよう。ただ、そういったアウトプットをたくさんすることで、相手からのインプットも得られる。突然、電話が来て、色々聞かれたり、アドバイスを求められたり、情報を得られたりする。それは自分からアウトプットしているからだと思う。先にアウトプットなのだろう。これは『7つの習慣』的にはインサイドアウトの原則と言ってもいいかもしれない。

アルゴリズムについて読んで考えることから、これだけの思考を展開できれば十分だろう。割と一気に書いたので、ホットなうちにブログに予約投稿しておこうと思う。

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

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