マッケンロー的な怒りをいかに活用するか

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我ながら子どもっぽいとは思うのですが、時々、激しいマッケンロー的な怒りの振る舞いをしてしまいます。その時はもう自分でも止められません。後悔をするのはわかっています。わかっているけど、止められない。そういう怒りです。自分でも、この激しい怒りのせいで、もしかしてエレン・イェーガーみたいに巨人化してしまうんじゃないか、あるいは昔の中国の人みたいに憤死するんじゃないかと思います。

さて、怒りはまったく無意味だ、という人がいます。理性では賛成です。しかし、マッケンローのことを思うと、その怒りはまったく無意味なんだろうか、と考えこんでしまいます。正直、子ども過ぎてマッケンローのプレーそのものの記憶はありません。だから、マッケンローの怒りもイメージです。

  • コントロールされた怒り
  • パフォーマンスとしての怒り
  • アートとしての怒り

そういう在り方があるんじゃないか、という気がします。そうであれば、自分の怒りもうまく活かせるのではないかと。何に活かす?
性格を変えるのは難しい。だから、考え方としては「治水」です。川の水の流れをコントロールするようなイメージで自分の感情をうまく活用できればいいと思います。

たとえば怒りは、文章を書くエネルギーになります。また、仕事での怒りは怒りの反動での激しい冷静さをもたらしてくれることもあります。逃げ延びるために自分の子どもを馬車から投げ落とす劉備玄徳的な冷静さ。その子どもは趙雲子龍がちゃんと拾うのですが。劉備はそれをわかっていて子どもを捨てた?

明日からの仕事を考えてブルーに陥る日曜日の午後に右から外国語、左からオペラが聞こえてきて、神経に触ってこれもほとんど怒りに近い感情を覚えます。それらの音に対して、イヤホンをしてヴェルヴェット・アンダーグラウンドを大きめの音量で聴いたりすることで打ち消します。そして、文章を叩きます。そうしてやり過ごします。金属バットを使ったり裁判所に訴えたりはしません。これも一種の怒りの活用法です。

自分の怒りとハサミも使いよう、です。

追記2015/02/05

タイミングよく、Kindle日替りセールで『パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門』という本を見つけました。アンガーマネジメントというのは自分に必要な感じがします。

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