自分で選んだわけじゃない今の仕事のミッションを信じる「思い込み力」があれば仕事は楽しくなる

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photo by Profound Whatever

どんな仕事にも、社会的な大義やミッション、ビジョンを後付けででっち上げてでもやりがいを見出す「思い込み力」があれば、仕事は楽しくなる。仕事が楽しいと休日にこうやって仕事のことを考えていても、まったくストレスにならない。きちんと追求すれば、どんな仕事にも大義はあるはず。もし無ければ、それは止めてしまえばいい。止められなければ何かしらの意義があるってことだろうと思います。

最近は、事業を行なった後から説明責任を求められる仕事が増えてきている感じがします。その時に重要なのは、世間やステークホルダー監査法人やその他監督官庁などを押し切ってしまう情熱や迫力だと思います。そこでも思い込み力は有効です。グレーゾーンに関しては、自信満々で言い切る力が説得力を持ちます。自信が無いとそこを突かれます。

仕事をしていて周囲を巻き込んだり、影響を与えたりする人って多少なりとも「勘違い」しているパターンは多いです。それは「思い込み力」があるってことだろうと。それで嫌われたり、批判されたりもするでしょうが、当人はミッションや意義を信じていたり、思い込んだりしているからいいんですよね。結果、周囲を巻き込んでプロジェクトはドライブしていくわけです。
そして、その方が当人も仕事をしていて圧倒的に楽しいはずです。
「思い込み力」は「勘違い力」と言ってもいいかもしれません。

また、当事者意識という意味でも「思い込み力」は効果的です。ポジションに降ってきた仕事も丸で自分が選んだプロジェクト、あるいは天からのミッションのように思い込んで、自分の仕事として取り組むことができれば、やりがいも出るでしょう。オーナーシップ、要するにベンチャー企業の社長のように働くことができるはずです。そうすればしめたものです。