引越による変化はそれ自体が善である

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photo by james.thompson

先日、引越をしました。
引越には不安が付き物です。環境が変化するとたとえば隣人がどういう人か?とか不安になります。
しかし、梅原大吾さん=ちきりんさんの考え方によれば、変化はそれ自体がよいことです。変化による結果は考える必要無い。もし悪くなったらまた変化すればいい。
その考え方を採用します。お金のことは気にしなくていい。変化に投資することも善です。
前の家には4年住みました。十分でしょう。
孟母三遷ということを思い出しました。
変化に慣れる練習、またそのためには持ち家ではなくて、賃貸の方がいいということになります。
賃貸か持家か。それは各人のリスクの考え方によるでしょう。
変化することで、クリック・モーメント(フランス・ヨハンソン『成功は”ランダム”にやってくる!』)に出会う?つかむ?可能性も高くなると思われます。

変化は早速現れました。
引越二日目に隣人に挨拶。外国人の家庭でした。早速その家庭に夕食に誘われました。日本語が上手なのでコミュニケーションには困らず。お国の料理を美味しくいただきました。子ども同士はすぐに慣れて仲良くなっていました。我が家の長女六歳は、相手の長女三歳にお姉ちゃんみたいに慕われているようです。よかったね、妹ができて。

録画した『哲子の部屋』を見ていて思ったのは、変化も考える契機になりますよね。変化することで哲学、つまり考えることが始まるわけです。変化は、環世界(ユクスキュル)をずらすことにも繋がります。文字通り世界を変えるわけです。生成変化?
一般的な革命は、自分ではなく他人を変えようとする。その革命は自分にはピンと来ない。インサイド・アウトで自分を変えることの方がリアルです。渋谷陽一さんは、以前、「半径5メートルの世界」と言っていました。それが結果として他人を変えることはあるわけです。しかし、それは目的としない。

通勤も市電やバスや徒歩から車通勤に変えました。あまり渋滞しない道路を走ることができてストレスも少ないのです。
車を駐車場に停めて10分ほどスマホをチェックしたり、MacBook Airで文章を書いたりすることができます。車だとMacBook Airを持ち運ぶことも苦になりません。これも大きな変化です。

引越自体はコストもかかる(約50万円)し、膨大なタスクが発生する面倒くさいプロジェクトですが、その変化の効果は大きいと感じました。

成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方

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  • 作者: フランス・ヨハンソン,池田紘子
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