引越してようやく「生活」が始まった

引越して数日。窓を開けたり、閉めたりしている。
朝起きて階段の途中、2階の廊下、洗面所などの窓を開けて回る。カーテンを開けて太陽の光を部屋に入れる。天気と桜島を確認して、布団をベランダに干す。バスタオルを外の物干しに干す。部屋に落ちているゴミを拾って捨てる。放置されたおもちゃをおもちゃ箱に放り込む。
引っ越してそういうことを一つ一つやるようになりました。これが「生活」という感じがします。家事とも違う生活。
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photo by yvestown

録画した番組を見たり、スマホTwitterチェックしたりする前に生活がしたい。
コーヒーを入れたら、この家のどこで飲もうか考える。たとえば階段の途中に座って飲む。
狭い庭を眺めながら日向ぼっこする。
アパートから一軒家に移ったことが大きいと思います。
アパートは、見知らぬ他人が一つ屋根の下にいるということが最終的にはどうしても耐えられない感じになっていました。壁を通して伝わるテレビの音、音楽の低音などが神経を削り取っていきました。

「生活」ということでは、録画した番組を見ることや家にいてスマホを触ることがもったいない気がしています。

しかし、平日はほとんど仕事に時間を費やしています。なかなか生活することができません。よって、土日が勝負です。週末は生活を中心にしたいと考えています。
読書は、保坂和志さんの小説やエッセイがいいかなとふと思いました。

プレーンソング (中公文庫)

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