コントロールするのではなく、ちょっかいを出すというコツ

仕事でも家庭でも子育てでも、相手や他人や状況をコントロールしようとするとうまくいきません。
そこで『7つの習慣』などでは、インサイドアウトという概念で、自分でコントロールできることに集中するように教えられます。
しかし、相手や他人や状況に働きかける必要もあるでしょう。
そこで、一つのコツとしては「ちょっかいを出す」という感覚がいいのではないでしょうか。
サッカーにたとえて言えば、メッシのドリブルに対してちょんと身体を当ててバランスを崩させるような。現実的にはメッシはちょんと当たったくらいでは崩れないので結局、ファールで止めなければいけない、あるいはかわされてしまうのでしょう。
しかし、世の中の多くの人は凡人でメッシではありません。ちょこっとちょっかいを出してうまくバランスを崩せばある意味コントロールできるような気がします。
ほめて育てる、などもその具体例の一つですよね。
恋愛においても使える考え方です。面と向かって告白するのは重すぎる。だったら、相手に自分の好意があからさまに伝わるような「ちょっかいを出す」ことをやってみてはどうでしょうか。もちろん完全に嫌われてはいないのが前提でしょう。
私はこういった「悪の仕事術」「悪の恋愛術」的なことを乾いた感覚で思考することは大事だと思っています。