「情熱大陸」田中慎弥を見たよ〜筆記具の問題

裏のNHKで「トンイ」が始まります。でも、妻も田中慎弥さんを見ると言うので「情熱大陸」を録画しました。ずっと「イサン」があっていたので情熱大陸は久しぶりです。
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photo credit: mrhayata via photopin cc

田中慎弥

小説家・田中慎弥さん登場。
パッと見それほど破綻を感じません。
姿勢が悪いですね。爆笑問題の太田さんを思い出します。妻が「背骨がぐにゃっとしている」と言う。
時々、私より妻の方が文才があるんじゃないかと思う。何か書いてはとすすめるが書かない。書いて売れたら、私の仕事も楽になる。楽になっても辞めはしない。でも、それでも料理だけはできそうにないなあ。
下関の映像は少なかった。密着取材ではないようです。いい絵が撮れなかったかな?あるいは予算の都合でしょうか?下関駅前の雰囲気は覚えています。ちらっと映った限りではあまり変わっていない様子に感じました。
関門海峡を渡った門司の方が映像が多かったですね。門司を含む北九州って色んな作家を輩出しているイメージがあります。青山真治とか。あとはテキトーに加えてください。
友人が門司なので親近感ある土地です。あのアパートはどの辺かな?
新人賞とった年の年収は賞金50万円とのこと。源泉徴収されて45万円とかかな?確定申告したのかな?田中さんは、確定申告なんかしそうにないイメージですが。

鉛筆でFAX用紙に書いている

自分が文房具に関心があるので田中さんが何を使って書いているのか、じっと見ました。
2Bの鉛筆でFAX用紙の裏に縦書きで書いていました。特に理由は無いらしい。そんなもんですよね。いちいち全ての習慣に理由付けをして生きてはいませんよね。

長い文章を書くとなるとボールペンは不向きな気がします。鉛筆、あるいは万年筆がよさそうです。でも、万年筆は手入れが面倒くさそう。私は面倒力(松尾スズキ)が高めなのでここは大事なところです。

  • 自分も鉛筆がいいのかな?

というわけで、この文章を書くのにまずUFOパーフェクトペンシルを出してみました。鉛筆はB、紙はコピー用紙の裏紙。
、、、うーん、よくない。書き味って大事ですよね。長い文章を書くにはストレスが無い書き味がいい。紙と筆記具の相性もありますよね。2Bとかもっと濃い鉛筆だといいのかな?
我が家に万年筆はありません。そこでぺんてるプラマンにしてみました。「プラスチック万年筆」でプラマン。これは万年筆に近い書き味を気楽に使えるプラスチックのペン先で実現したペンです。使いきりで手入れ不要。だからいい。
この文章は、ほとんど全てプラマンで書きました。ちなみに横書きです。最近、芥川賞をとられた黒田夏子さんのお陰で堂々と横書きできる気がします。もし次の本の執筆機会が得られたら、まずは横書きを提案してみようと思います。

情熱大陸に戻ると、初見の原稿の感想をテレビカメラの前で言わされる編集者の方がかわいそうでした。

夜蜘蛛

夜蜘蛛