守屋洋さんは若いときに三国志関係の本をたくさん読んだ覚えがあります。
今回、『右手に「論語」左手に「韓非子」』を読みました。
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橋下徹
ふと思いついたのが、橋下徹さんは韓非子寄りだなあという印象です。論語的なところを取り込むともっとよい政治家になるのになあと思います*1。田中角栄さんなどは、論語と韓非子、両方持っていたような気がします。お会いしたことないので印象でしかありませんが。人としての度量の大きさの問題でしょうか。
人情に注意する
角田美代子という人が報道通りであれば、人の人情につけこんだんだろうと思います。親戚の頼みでも断らないと家族は守れません。こういう人には論語は役にたちません。韓非子の方が機能するでしょう。
人情を悪用する人には注意する必要があります。
読みやすい論語
比べると論語の読みやすさがわかります。一方、韓非子は読みにくい。論語の方が広く読まれているのは、思想の内容だけではないと思います。
2013年は、古典をどんどん読んでいこうと考えています。本書はその手軽な実践の一つです。
【参考】
404 Blog Not Found:性(悪|善)説を一冊で - 書評 - 右手に「論語」左手に「韓非子」
右手に「論語」左手に「韓非子」―現代をバランスよく生き抜くための方法 (角川SSC新書)
- 作者: 守屋洋
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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*1:上から目線は自覚していますw