鹿児島市電で誤ってラピカからお金が引かれた時の対応方法

先日、通勤時に鹿児島市電から降りる際、ラピカというICカードから160円引かれてしまいました。定期を使っているので、明らかに誤りです。

まず交通局のホームページを見る

まず、鹿児島市交通局のホームページを調べて下記のページを見つけました。
鹿児島市-よくある質問Q&A
鹿児島市の市電(路面電車)のアナウンスは時々停留所(停留場)を間違えることがあります。音声装置と乗車停留所がずれていると定期区間外乗車とみなされて定期扱いではなく、運賃160円が引かれてしまうようです(実際、これが原因でした。)。
というわけで、早速、交通局に電話してみました。

交通局に電話する

交通局に電話しました。調べてみます、ということでラピカの裏に記載されている記号を伝えて一旦電話を切りました。
10分ほどして電話がかかってきました。調べたところ、おそらく上記理由で区間外乗車とみなされたようです。こちらのミスですので160円はお返ししますとのこと。
返却の仕方については、私の職場が交通局に近いことを伝えると、明日職場にお返しに伺いますということでした。

翌日、160円返却される

翌日、朝の9時に電話があり、今から伺います、ということでした。
10分くらいで交通局の方が職場に来られました。そして、160円現金で返してもらいました。

感想

交通局の対応は、すばらしいものでした。
しかし、少々心配なのが、わざわざ160円を返すために職員が動くのは鹿児島市の税金の無駄なのかもしれません。あるいは、電車・バス事業にはそれほど税金が投入されていないのかもしれません。決算書を見ましたが、税金がどれだけ入っているかはよくわかりませんでした。電車事業単体では黒字だというのはわかりました。
今回の返金についても、たとえばカードに160円戻す処置ができないのか交通局の方に聞いてみましたが、そのためにはカードが必要ということでした。つまり、私が交通局にカードをもって出向く必要があるとのこと。それはそうかもしれません。ICカードに遠隔操作で勝手にチャージできたりすれば、問題でしょうから。
それにしても、その都度160円をわざわざ返しに出向くというのはなんとも非効率的だなあと思った次第です。
交通局の対応自体は、合格だと思います。なかなか難しいですね。