シリアル・ポップなコミットメントについて

コミットメントについての佐々木かをりさんのブログを下記に引用してみます。短いので全文です。
佐々木かをりの「今日の想い」 : コミットメントとは - ライブドアブログ

 コミットメントという言葉は、日本語になりにくいですね。決意とか、本気とかとも少し違って……▼
「何があっても必ずやるという揺るがない決意と行動」を指します。どんなに困難があっても、目標を達成するために、あらゆる可能性を探り、その期間モチベーションも下がらず、できることのみを想像し、わくわくし、課題を解決しながら、進んでいく。そんな様子をコミットメントといいます。
 この「絶対にあきらめない」で、何があっても「腹が座って」いて、「あらゆる知恵と工夫」で、前進していく人は、必ず目的地に到着します。成功する人とは、成功するまで続ける人で、成功しない人は成功する前に辞めてしまう人、というのは松下幸之助さんの言葉ですが、まさにその通りです。
 自分を信じて、世の中のプラスのために、自分の使命を果たすコミットメント、志高く、前進したいと思います。


しかし、佐々木さんの定義だとコミットメントに対する敷居が高くなりすぎる気がする。ボランティアなんかではもっと気軽なコミットメントがあっていいと思う。気が向いたときに参加できる活動がいい。不定期のコミットメント。たとえばボランティア活動に一旦参加すると次回から義務感が発生するようでは長続きしない。というか参加しにくい。これがあるので、子育てなどの優先順位が高い活動を抱える私の社会活動は個人的にできるものに限られる。佐々木さんも子育てしながら社長業をこなしているんだよと言われるとつらいが。だから、下記のようなことをつい先日も書いた。

ブログやツイッターで一人で社会活動が可能になった - シリアルポップな日々

シリアル・ポップな、つまり軽くてお気楽な社会活動、それに対するコミットメントがあっていいと思う。
モチベーションが下がったら一旦活動から離れてもいいじゃないか。
坂本龍馬だってぶらぶらしていた期間があったと思う。
町田康も「くっすん大黒」まではかなり遊んでいたと思う。
佐々木かをりさんや他に渡邉美樹さんの真似をやろうとするとちょっと大変。自然体で情熱を継続できる人はいるけれど、みんながみんなそうでなくていい。
念のためにつけくわえておくと、これは佐々木さんへの反論・批判ではありません。もっと気楽なコミットメントがあっていいんじゃないかというオプションを増やす提案です。

佐々木かをりの手帳術

佐々木かをりの手帳術