新しい言葉に出会った時の私の勉強の仕方

インターネットでたとえば「割引現在価値」という新語に出会います。
この言葉は、山崎元氏の文章に出てきて、これは投資について学ぶのに重要な概念だなとなんとなくわかります。
そこで、まずGoogle検索、、、はしません。
基本は以下の3つで学びます。

  1. Wikipediaで検索
  2. Gmailで検索
  3. Googleリーダーで検索

Wikipediaで検索

言うまでも無いですね。とりあえずその語句の定義などをおさえます。おおまかに意味をおさえるイメージでさっと目を通します。無理に理解しようとはしません。

Gmailで検索

Gmailは「あとで読む」で蓄積された自分のデータベースとなっています。そこで「"割引現在価値"」を検索します。
10件ありました。この程度であれば、全てに目を通すことで、「割引現在価値」という言葉がどのような文脈で語られているかわかります。ここで意味を理解しようと焦らないことがコツです。脳内に流し込むイメージです。新しい言葉は、なかなかそう簡単に理解することはできないので、ここで頑張りすぎると勉強すること自体が嫌になってしまいます。「言語の意味はその用法」らしいので、どのように使われているかをざっと目を通せばいいと思います。

Googleリーダーで検索

Gmailで取りこぼした情報を拾うのにいいですね。あるいは、Gmailでの検索結果があまりに多すぎる時はGoogleリーダーで言葉の用法を見るといいかもしれません。RSS登録しているサイトは全て私が信用している人たちですので、その文脈でどのような使われ方をしているかおさえると言葉の意味も少しずつ見えてきます。


以上の手順を踏めば、「割引現在価値」という言葉が脳内にひっかかってきます。すると以後、その言葉を見かけた時にそこの部分が浮かび上がってきてしっかり読むようになります。そうやっていると自然に意味も理解できるようになると思います。まあ、もはや試験を受ける必要のない大人の暗記ではない勉強方法です。
Goole検索をしないのは、あまりに膨大な情報がヒットしてしまってクラクラしてしまうからです。大人の勉強においては、やる気がそがれないように注意しないといけません。
何度も繰り返しますが、ポイントはその新しい言葉の用法に注目することで意味を理解しようとがんばらないことですね。
これは他人を理解しようとする場合にも応用できるかもしれませんが、そこはこの記事の範囲を大きく超えてしまうので割愛します。