村上春樹訳の「さよなら、愛しい人」を読んだ。
チャンドラーのこの作品自体読むのは初めてだし、もとより翻訳者が誰かなど僕はほとんど気にしない。
船に乗り込むくだりがちょっと停滞している感じがした。
「長いお別れ」もそうだったが、チャンドラーは最後の最後でばたばたっと種明かしするような書き方をして、初めて読んだ時はちょっと面食らう。
そういえばドラマ「トライアングル」も、最終回でおいおいそいつかよ、とつっこみたくなったな。
▼
付箋を一箇所だけつけた。
- 道徳再武装論
- MRA(モラル・リアーマメント)
どういう思想・運動だったか、ちょっと気になる。
▼
- 作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (69件) を見る