「クライマーズ・ハイ」映画版を見たよ

例によって堺雅人関連で妻が借りてきた「クライマーズ・ハイ」映画版を見る。i-1634

堤真一堺雅人、そしてマギーがよかった。その他、いろんな俳優さん全てがよかった。おもしろかった。
冒頭に日航ジャンボ機墜落をもってきて、あとの時間をどう引っ張るのか心配したが、主に新聞社内の男同士の人間関係、嫉妬や思惑やいろいろが見応え十分で、ああ新聞社では働きたくないなあと思った。
朝日新聞社とか熊本日日新聞社とか受験していた自分が世間知らずだった。面接で落ちたけどね。僕みたいな優男では「クライマーズ・ハイ」のような組織では潰れてしまうかも。あの現場を見ておかしくなってしまった記者さんみたいに。
一方、その地方新聞社内の濃密な人間関係ややりとりを見ていると不思議と仕事のやる気は出てくるのだ。
ラブロマンスもほぼ皆無で非常に男っぽい映画だった。
この「男っぽい」には、劇中で誰かが言っていた「男の嫉妬はあさましい」という意味も含んだ。男っぽさだけどね。