ウィリアム・バロウズでストレスフリーになろう

ウィリアム・バロウズは、アメリカ人は物事を放っておくのが嫌で自分で問題をこねくり回して複雑にしてしまうが、たいていの問題は頭ん中に放り込んでゆったりと構えていれば自分の頭がひとりでに答えてくれる、ということをどっかで書いていた。
という記憶がある。
たぶん「裸のランチ」かな?

裸のランチ (河出文庫)

裸のランチ (河出文庫)

勝手に解決する問題もある - シリアルポップな日々

佐々木正悟「ライフハックス心理学」には、

  • 5-1 ストレスの処理は脳に任せておく

というハックがある。

ライフハックス心理学 みるみる「やる気」と「時間」を引き出す43の方法

ライフハックス心理学 みるみる「やる気」と「時間」を引き出す43の方法

まるでバロウズの方法が正しいことの理論付けのようだ。
このバロウズの教えは、しっかり僕にインストールされている。
難問を抱えた時は、放っておいて眠ってしまう。
翌朝には解決してしまうことも多い。
このことをかっこよく書くと、

  • 問題そのものの重さを主動力として、問題自身にその解答を考えさせる(i-1373)

となる。
この考え方が定着すれば、悩みの多くは薄く軽くなる。今の僕は割りとそれがうまくいっている。

最近、ガンダム00でパトリック・コーラサワーがようやく出てきたこともあって、ストレスフリーということを考えるとコーラサワーのことが頭に浮かぶ。
物語内では、いわゆる「羞恥心」のようなおバカキャラとして扱われているようだが*1、戦場に生きる軍人でありながら、このストレスフリーな感じには感心してしまう。もちろん架空の作られたキャラクターだからこその芸当なのかもしれないが、せっかくだから何かしらコーラサワーから真似ぶ=学ぶことができないかと思っている。
アニメをそんな風に見る僕は阿呆かもしれない。


●追記 2009/4/9
コーラサワーは最後までコーラサワーのままで、トラウマも抱えず、体の半分が消し炭になったりもせず生き延びましたね。
これはいろいろ考えさせられます。

*1:ようやく出てきた次の回で早速墜ちた、まあ生きてるだろうけど