4-hours writingを毎日続けて約7年弱〜10000時間積み上げの法則

もし、あなたが一生を費やしても実現したい、大成させたいと願っているスキルがあるのなら、次の 10-12 年、毎日何らかの形でそのスキルを磨く「仕組み」を取り入れるのは有効かもしれません。

あなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則 | Lifehacking.jp

文章を書いて食べていくことが私の目的です。
そこで4-hours writingというものを実践していますが、正直、毎日フルタイムで仕事をしながら4時間確保するのは大変です。その4時間を毎日続けたとすると約7年弱で10000時間を達成することになります。i-1353
4-hours writing〜1日4時間書くための時間配分を考える - シリアルポップな日々
今からカウントすると40歳ですね。
これは夏目漱石が「吾輩は猫である」でデビューした年頃です。
漱石と自分を重ねるのもおこがましいですが、この10000時間という具体的な数字を目標にするのはいいことのような気がします。

さて、こう計算してみると働きながら10000時間を積み上げるのは大変なことです。
その意味で、冒頭引用したmehoriさんが言うように、学生時代の積み上げが重要な気がします。
しかし、私の学生時代はとうに過ぎ去ってしまいました。
後悔しても仕方ありません。
ところが、私の志は文学でもあります。文学の力は、今からでも過ぎ去った学生時代を「回収」することができるところにあります。
今からでも過去を「回収」できるというのは、私の根拠のない思いです。
プルーストがやったことも同じではないでしょうか。
「記憶の宮殿」はライフハックではない〜可能世界を作る - シリアルポップな日々
↑そう、ここで「可能世界」i-1197という概念と過去の「回収」が接続できるような気がします。
記憶力を底上げする「記憶の宮殿」の作り方 | Lifehacking.jp
ライフハックのテクニックとしてだけ「記憶の宮殿」を活用するのはもったいないと思います。
宮殿に時間の流れ=歴史を導入することで、我々の生=lifeは重層的で真に豊かなものになるのではないでしょうか。
それこそが文学の力であり、文学の機能、役割ではないかと夢想しています。