工場やコンクリートの柱が好きだ〜反自然の美学

特急リレーつばめから車窓を見やると、朝日に照らされた巨大なコンクリートの柱が並行して連なっています。建設中の九州新幹線の線路を乗せる柱群です。これが非常に美しい。
坂口安吾ではありませんが、こういった反自然な人工物が私は大好きです。


煙突から白い煙をあげる八代の製紙工場も好きですが、これは以前の特急時代の方が近くで見ることができてよかった。
それと小倉から中津へ向かう左手海側の遠くに見えるプラント?が、有機的な巨大さを誇示していて宮崎駿の「風の谷のナウシカ」的美しさを感じるのですが、いったい何の工場かまだ知りません。


アンチエコな美学ですが、宮崎駿の思想も知りませんが、しかし、結局どんなに自然を私達が破壊したところで、自然あるいは地球は全く困らないでしょう。人類が困って、とどのつまり滅亡するだけです。ナウシカの機械と自然が絡み合ったような世界にそんなことを私は勝手に感じます。