「傷だらけの男たち」見たよ

男たち、と言っても主に二人、金城武トニー・レオン。その二人を見に行ったようなもの。またハリウッドでリメイクされるらしい。しかし、同じチーム(アンドリュー・ラウ、アラン・マック)で作った「インファナル・アフェア」に比べてると見た後は重い。「インファナル・アフェア」も悲劇ではあるが、マフィアもの独特の美しさがあった。ファッション性があった。「傷だらけの男たち」も、主演の二人は美しいし、金城武のガールフレンドの女の子はキュートだった。トニー・レオンの妻も魅力的。
私には映画でストーリーは結構どーでもいいし、見ていない人のために書かない。怖いよ。そして家族を大切にしようと思った。金城武のガールフレンドの女の子は本当に可愛かった。キティちゃんは香港のキュートな女の子も集めているんだ。
あとキョンがいた。キョンじゃないけど、キョンがいた。またあだ名をつけられている。
金城武は「恋する惑星」以上に酔っ払っていた。アル中ということで。それがよい。アル中姿がいいってのもどうかと思うが、それが映画。こんな男はパイン缶を食べ続ける男と同じくやっぱもてるだろうね。

穂村弘を読んだせいで思うことを付け加えると、私はいつも一人で映画を見に行くと他の観客が気になる。「傷だらけの男たち」は決して客席を満席にする映画ではないので余計に気になる。特に若い女性が一人で見に来ているとそれだけでドキドキするのだが映画が始まってしまえばそんなことはどーでもよくなる。
カップルで映画を見に来るのはそれはごくフツーの行動でおもしろくはない。ということは、捜査官としては男女でカップルを装った方が目立たなくていいのではと思った。「インファナル・アフェア」から「傷だらけの男たち」とカップルを装った警官は多い。キョンはそれを見破った。