普通一種の卒業検定

前日にみきわめをし、検定代2800円を支払って手続き済み。
当日、8時20分集合。

緊張でなかなか眠れないだろうと前日は夜9時には布団に入って読書などしましたが、寝付いたのはたぶん10時過ぎでした。
で4時半起床。
早すぎます。
駐車場で車に乗ってエンジンはかけずにイメージトレーニングなど。
私は進路変更などの際、合図→ルームミラー→ドアミラー→目視ですぐにハンドルを操作してしまう癖があるようです。
目視した後、いったん前を向いてゆっくりハンドル操作するように練習しました。

妻に送ってもらって学校に着いたのが8時前でした。
8時15分までロビーに待って、受付の人に、
「今日、卒業検定を受けるんですが」
というと3階の教室で待っていてくださいとの指示。
教室には30名ほど受験者がいました。
後で出席をとる際にカウントしたらATMT合わせて32名いました。

8時46分に検定員が来て説明。
この時が一番緊張していたようです。
胸に手をあてるとバクバクしていました。
説明は聞いておきましょう。
安全・状況判断・円滑性などがポイントですが重要なのはこの順番で、たとえば判断を迷った時は、円滑性を犠牲にして(自車の後ろに車が連なったりしても)、急なハンドル操作などで他車にブレーキを踏ませたりしたら検定中止です。
安全が第一です。
迷ったら速度を落とす。
止まる。
くらいでいいと思います。

8時55分。コース発表。
私は自分にとって一番いいコースになりましたが、場内は苦手な縦列駐車に。

9時20分に発着場集合。
私の班は4人です。
3人の時は1人運転、2人後部座席ですが、今回は受験者が多くて、最初、私だけが走って1人一応後ろに乗っていよいよ路上検定がスタートしました。
ドアロック、シート調整、シートベルト、ミラー調整などを意識してゆっくりしました。
ここで落ち着きを作りましょう。
いよいよエンジンをかけます。
あ、ちなみに私はAT限定です。

最初が基本コースで検定員が指示してくれますが、覚えていますんで落ち着いて走れました。
特に歩行者を見落とさないように気をつけて、横断歩道手前では速度を落とします。
横断歩道を渡る歩行者を見落としても検定中止のようです。
基本コースの終わりも、前方に別の検定車がいてくれたんでそれを目標に左へ寄せることができたのはラッキーでした。

次に検定員が出した地図を目的地まで経路を示して発進。
右折の際、車が10台ほど長く右に寄って連なっていました。
最初、右合図を出していましたが、これでは交差点までのどこで曲がるつもりかわからないと思い、合図を一旦消して、車が流れ出して交差点に近付いてから再度合図しました。
この判断がよかったのかどうか、結局わかりませんでした。

進路変更では右側通行帯が車が多くて、結局止まってしまい、しかもゆずってくれた1台目は入ることができませんでした。

場内での縦列駐車はうまくいきましたが、最後にハンドブレーキ引くのとパーキングへ入れるのを忘れていたら、
「いつも練習でやっている通りにやってください」
と検定員の先生が助け舟?を出してくれました。

最後もきちんと前後を確認し、ドアを10センチほど開けて止め、もう一度確認してドアを開けて足を地面につく。
この辺りで安心して減点されると馬鹿らしいので、検定後、検定員の先生の指導が終わるまでは気を抜かずにやったらいいです。

さて、この段階で10時30分。
ここからただひたすら待ちの時間となります。
同じ班の3人の検定が全て終わったのが11時45分、合格発表は12時20分でした。
この2時間は私の経験した中でも最も長い2時間の一つでした。

ポイント

  • 緊張を無くすことはできません。緊張しても運転ぐらいはできます。
  • スムースな運転よりは安全第一です。迷ったら減速し、止まってもいいぐらいです。私は無理して進路変更しなかったのが幸いしたと思っています。無理に進路変更して後続車にブレーキ踏ませたら、検定中止だったかと。