book

『LIFE SHIFT』を読んだよ~人生において必要となる無数の実験と失敗

リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット『LIFE SHIFT』を読んだよ。政府の政策が、本書のシナリオを採用しており、リンダ・グラットンは政府の委員としてたびたび日本を訪れている。読まないわけにはいかない。官僚と政治家は必ず読んでおくべき本だろ…

米子市立図書館「大人のための100選」何冊読んだことがあるか?数えてみた

米子市立図書館の読書の秋「大人のための100選」が話題らしい。下記リンク先から。Wordファイルかよ。 www.yonago-toshokan.jp自分が、読んだことのある本を下記に並べてみる。 1.ツァラトゥストラかく語りき ツァラトゥストラ(上) (光文社古典新訳文庫)…

『ウォークス 歩くことの精神史』を読んだよ

レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』を読んだ。 全体的な印象として、期待より文学的だった。抽象的でわかりにくかったり、著者の経験だったり。もっと有用性のあるもの、使えるものを期待していた面はあった。『GO WILD』とかをイメージし…

五藤隆介『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』を読んで、逃げ恥を思い出した

五藤隆介さんの『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』を読んだ。読みながら、思い出したのは、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』だった。 夫婦の「作戦会議タイム」など、パートナーとコミュニケーションをとりながら家事をするというのが、まさに「…

未来は明るくもなく、暗くもない~『人類の未来 AI、経済、民主主義』を読んだよ

『人類の未来 AI、経済、民主主義』を読んだ。ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソンへのインタビューをまとめたもの。 ノーム・チョムスキー 私が、個人的に気になっているのは、尊敬…

好奇心原理主義~『9プリンシプルズ』を読んだよ

伊藤穣一とジェフ・ハウによる刺激的な本『9プリンシプルズ』を読んだよ。翻訳は、山形浩生とくれば、間違いない。IS によるテロリズムも、インターネットによる「創発」なのだろうと思った。ダークサイドは常にある。「アラブの春」で期待された創発的民主…

アダム・スミス『道徳感情論』を1年かけて読了

ようやくアダム・スミス『道徳感情論』を読了した。Kindle版を買って、1年ほど経過してようやくだ。長かった。確認したら去年の10月6日購入していた。少しずつ読み進めた。 結果、今、自分の中には何も残っていない気がする。ハイライトを読み返してみよう…

『シリコンバレー式 よい休息』を読んだよ

アレックス・スジョンーキム・パン『シリコンバレー式 よい休息』を読了。原題は"Rest"というシンプルなもののようだ。邦題で『よい休息』となり、さらに「シリコンバレー式」と加えられたのは、大人の事情だろう。中身は、今まで様々なところで聞いたような…

夏目漱石『現代日本の開化』~現代日本のイノベーション

講演を文字に起こしたもの。青空文庫で読める。無料なので読むべし。漱石の講演はおもしろかっただろうなとわかる。ふと現代において、漱石にあたる知性は羽生善治さんではないかと思った。特に具体的な根拠は無い。開化をイノベーションに置き換えると、現…

野中郁次郎『知的機動力の本質』を読んだよ〜日本が勝てる気がしない

野中郁次郎さんの『知的機動力の本質』を読んだ。アメリカ海兵隊について書かれた本。学ぶことが多い。たくさん読書メモを作った。メモはポメラDM200 で。それを Evernote にアップして、自分の仕事などにも活かす。メモを再読して自分が使える知識としてイ…

『d design travel KAGOSHIMA』を読んだよ~あえて借りずに図書室で旅するように読む

行きつけの公民館図書室でナガオカケンメイさんが編集長の『d design travel KAGOSHIMA』を偶然見つけた。借りようかと思ったが、図書室のカウンターテーブルと椅子と外に田んぼが見える感じが快適だったので、あえて借りずにその場で読んでみた。読み飛ばす…

『イノベーション・オブ・ライフ』②~片づけるべき用事

クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』は色々な示唆に富む本だった。一読ではすべてインストールできない感じ。そこで、ハイライトした箇所を読み返すことで、拾い上げる。ブログにすることがその一助となる。akizukid.hatenablog.com ↑の続きにな…

クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』を読んだよ①

破壊的イノベーションで有名なクレイトン・クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』を読んだ。原題は、How Will You Measure Your Life? で、まあ日本の読者にわかりやすいように「イノベーション」をタイトルに入れたかった出版社の意向はやむを得…

伊賀泰代『生産性』を読んだよ

タイトルが媚びずにシンプルで、志を感じた。タイトルが説明的じゃないし、マッキンゼーなども入れていない。ストイック。 以下、レバレッジメモのようなもの。時間をかけて残業して、仕事をする人がいる。大量の仕事は与えていない。時間内に終わらせないと…

小林忍『「経営の定石」の失敗学』は真に仕事に機能するビジネス書

小林忍さん『「経営の定石」の失敗学』を読了。真に今の自分に機能するビジネス書だった。ノートにたくさんメモをした。そのメモは、Evernoteに転記した。転記する過程で、自分でも考えながらコメントやキーワードを追加する。この作業を通じて、本書の機能…

駒崎弘樹『働き方革命』を読んだよ〜ゴールデンウィーク明けにおすすめ

駒崎弘樹さんの『働き方革命』を読んだよ。Twitterなどで知っていた。本は初めて。Kindle版。番号はその記載があった辺り。正確な引用ではないので注意。レバレッジメモのようなもの。Evernoteに書いたメモ。GW明けに読んで仕事のやる気を高めるのに機能する…

観察力を磨くためにアートを見よう〜『観察力を磨く名画読解』

エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く名画読解』を読んだ。 知覚の技法を学ぶことで、世界が変わる。アート作品を観ることは、その練習・訓練にぴったり。そういった内容だった。 常々、自分が上の空で生きていて、人や物事を観察できていない、という課題を…

南野忠晴さん『シアワセなお金の使い方』は子どもに読ませたい本だった

岩波ジュニア新書『シアワセなお金の使い方』を読んだ。著者の南部さんは、家庭科の教員とのこと。 まず、家庭科で「お金とのつきあい方」を教えるってことを初めて知った。自分の記憶はまったく無い。いや、家庭科じゃ駄目だろう。個人的には、マネーリテラ…

森川すいめい『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』を読んだよ

精神科医の本。何と言っても、本のタイトルが素晴らしい。「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」。それだけで読むことにした。タイトルが素晴らしい本は間違えない。 結果、内容も素晴らしかった。色んな学びと思考がある。 ちなみにタイトルですぐに…

エリック・ホッファー自伝がおもしろい

なんて読みやすい文章なんだ。『エリック・ホッファー自伝』、原題は Truth Imagined 「構想された真実」と訳されている。かっこいい。 なんで今まで読んでいなかったのだろう。 読みながら、たくさん引用した。自分の中にインストールするために手書きで抜…

文庫本の本棚を2本新しく並べて見える化したら色々読みたくなった

妻が文庫本用の本棚を2本買ってきた。それを組み立て、長女が文庫本中心にどんどん並べた。 先日、妻が実家から持ってきた大量の文庫本と自分が段ボール箱に眠らせていた文庫本をどんどん並べた。 二人の趣味が違うので、重なることは無い。唯一被ったのが…

読みながらたくさん書いて考えた本〜楠木建『好きなようにしてください』

素晴らしいタイトル。勇気が出るタイトル。書名でやられた。 前回一度ブログに書いた↓ akizukid.hatenablog.com今回は、読了して書いている。読み終わるまで、1週間ほどかかった。時間がかかったのは、いちいちノートに言葉を書きながら読んだから。 ノート…

澤野雅樹『起死回生の読書!』を読んだよ

挑発的な本でした。読者を挑発している。読了後にさらに進む意欲が湧いてくる。 毎年、一度読むのと良い。Evernoteにメモをとりながら読んだ。メモしたい箇所が多いので、途中から付箋を付けながら読んだ。そして、後でまとめてEvernoteに入力。その際もパソ…

山崎元『確定拠出年金の教科書』を読んだよ

山崎元さんの『確定拠出年金の教科書』、Kindle版がいつの間にか出ていたので買った。読んだ。わかった。 山崎元さんの本は愛読していて、お金に関する考え方の教科書としているので、今回もすんなり頭に入ってきた。同じ著者の本を読む利点は、その言葉に慣…

BORN TO RUNを読了して、自分も走る

『BORN TO RUN』を読了した。 スコット・ジュレクの本『EAT & RUN]』と合わせて読むことをおすすめする。どちらもKindle版あり。 特にタラウマラ族とのレースについては、同じ経験を別人の視点で書いてあって、おもしろい。読むと走りたくなる。しかし、まず…

ピケティを読みきった自慢

たぶんほとんどの人がピケティ『21世紀の資本』をまともに読んでいない。だから、読了するだけで価値があると思う。今回は、ノートを取りながら読んだ。手書きで書くことで、その思想を理解できると考えた。 600ページもノートを取りながら読むと、その思想…

荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』を読んだよ〜何か「研究」したくなる本

荒木優太さんの『これからのエリック・ホッファーのために』を読んだ。タイトルで読んだ。 中身は、エリック・ホッファーのことではなく、ホッファーのような日本の「在野研究者」を紹介する本である。 取り上げられた16人、いずれの在野研究者人生もおもし…

『遅読家のための読書術』を読んで自分の読書術を再確認する

印南敦史さんの『遅読家のための読書術』を読んだ。 1日で集中して読了。本書を参考にA4レポート用紙に手書きで「1ライン・サンプリング」をしてみた。 フロー・リーディング 一冊で一行でも出会えたらそれでいい 音楽を聴くように本を読む サンプリングと…

子どもに梅原大吾さんの本を読ませようと思った

梅原大吾さんの『勝ち続けるための意志力』を買った。 akizukid.hatenablog.com ↑ここで読んだのは、Kindle版。今回、紙の本を買った。なぜか?長男に読ませよと思ったからである。 小学六年生の長男は今、中学受験に向けて塾に通い始めている。スタートが遅…

『エッセンシャル思考』の後に『減らす技術』を再読〜読書は繋がる、リンクする

『エッセンシャル思考」は自分にとって重要な本になっている。 『エッセンシャル思考』を読んでいて感じたのが『減らす技術』に近いということだった。近いというより、ほとんど兄弟のような内容となっている。そこで『エッセンシャル思考』を読了後、『減ら…