リーダー
能登半島地震があったからニコラス・シュラディ『リスボン大地震』を読んだのは間違いない。 遠方の首都直下型地震の歴史から学ぶことがありそうな気がした。 思いついたことは、Twitterにツイートした。 それを振り返りながら下記を書く。 リスボン地震 リ…
大澤真幸さんの『社会学史』を読んでいて、ハーバーマスがマネジメントあるいは経営に活用できる気がした。 具体的には、道具的行為とコミュニケーション的行為。 おそらく職場において管理職としてマネジメントを実践するにあたって、経済的効率性からは外…
↓こういうモウリーニョがすばらしい。 Jose Mourinho makes sure the ball boy gets the respect he deserves for the assistチャンピオンズリーグの試合で同点ゴールの起点となった素早いスローインは、その前に相手がボールを外に出した時にスパーズホーム…
本書を読み始めて、すぐに「進捗」の意味がわかった。 日々の小さな目標とその進み具合に焦点を当てるのがポイントだということだ。 そして、それはわくわくするものがいい。 言わば、ベイビーステップだ。 テニスのアニメを思い出した。冒頭にある中竹竜二…
下園壮太さんの『自衛隊メンタル教官が教える折れないリーダーの仕事』に「ダム型のリーダー」という言葉があった。 対照的に上からの指示や無茶ぶりをそのまま部下に丸投げする「源泉かけ流し型のリーダー」もいる。 まったく意識がなく、源泉かけ流しをや…
谷益美『リーダーのための!コーチングスキル』を読んだ。 エクスクラメーションマークの位置が気持ち悪いが内容は良かった。 本のタイトルについては、出版社=編集部がつけることが基本だから、著者に責任は無いと思う。 これは自分も1冊本を書いた経験で…
ハイフェッツ他『最難関のリーダーシップ』を読んだよ。 自分の仕事に機能しそうだ。 Kindle版で読んだ。 ハイライトを多数付けたので、読み返す。 読み返すことで、自分にインストールして、使える知識にする。 ビジネス書はそのパターンでやっている。 適…
ハイフェッツ他『最難関のリーダーシップ』を読んでいる。「自分の重荷を下ろし、相手に自分の仕事を自分で背負ってもらう」3654 という言葉で気付いた。 自分は、自分で勝手に長男の重荷を背負っている。 もうやめよう。 長男の仕事は、長男自身に背負って…
ドラマ『アンナチュラル』の中で、感じ悪い法医解剖医・中堂系が「自分の仕事のモチベーションくらい自分で保て」と言っていた。 その他の言動は横に置いて、その言葉には全面的に賛同する。 この台詞は、脚本家の方が書かれたのだろうが、もしかするとDeNA…
もう何年も前になるが、鹿児島で様々な地域貢献活動をされている永山由高さんが「Tendoku」という読書会ですすめていた本が野田智義+金井壽宏『リーダーシップの旅』だ。なんとなく機会を逃して未読だったが、ようやく読んだ。 ここ数年、Tendoku にも参加…
エイミー・C・エドモンドソン『チームが機能するとはどういうことか』を読んだ。 自分が本を読む時は、一文や短いフレーズが気になる。 本書では、たとえば「チーミングはリーダーシップの分散によって可能になる」155 という箇所。これは一文ですらない。…
部下には早く帰って欲しい。そうすれば、自席で落ち着いて思考ができる。ポメラDM200 を起動して、来し方行く末について熟考できる。Deep Think が真にクリエイティブな仕事を作る。 あるいは、一人踊りながら仕事もできる。ホワイトカラーのデスクワークで…
小林忍さん『「経営の定石」の失敗学』を読了。真に今の自分に機能するビジネス書だった。ノートにたくさんメモをした。そのメモは、Evernoteに転記した。転記する過程で、自分でも考えながらコメントやキーワードを追加する。この作業を通じて、本書の機能…
タイトルは今日、わかったこと。優しい上の人は、 決断できない、 仕事を切ることができない、 結果、下の仕事を増やす。優しいというか、悪者になりたくない人が多い。 上流で決断できずに、どんどんどんどん仕事を下流に流していく。 東京都もそんな感じだ…
読み通してわかった。藤田晋さんは自ら「すごく普通のことが書かれているけれど、実は忘れがちな大切なことが書かれている」と他人の評を引用していた。徹底的に普通でいれることが藤田さんの強みなのだ。奇をてらうようなところかまったくない。これはなか…
photo by nobihaya電話でクレームを受けた。当人はクレームじゃない、批判だと言うかも。 最近の心掛けとして、受けた電話はまず話をすべて聞くようにしている。なかなか難しい。つい反射的に言い訳や反論をしてしまう。そこをぐっとこらえて相手の話をまず…
photo by Kompania Piwowarska仕事の話。ふと係長の責任とか役割を考えなくていいと思いました。そうではなくて、係長としての機能を考えるとよさそうです。 うまく機能するように「調整」すればいい。 つまりは、ドゥルーズの「機械」のような概念? だから…
木谷哲夫『独裁力』を読みました。「悪の仕事術」に活きる本。 自分も必要だと思います、「独裁力」。「独裁」という言葉に過剰に反応する人はいるかと思いますが、書いてあることはまっとうなことです。本書は、権力を道具として扱う「権力ライフハック本」…
読書する時にメモすることは止めて自分で考えたことを書こうと思いました。要するに自分に身についた考えしか使えませんよね。 本書は、コンサルタントの言うことをそのまま鵜呑みにして実践してはいけない、という内容だったと思います。 現場の話を聞いて…
はいさい。アキヅキダイスケです。係長としての基本を学ぶために読みました。「投資」としての読書です。 会社は苦しいのが当たり前〜小倉広『会社で働く苦しみをなくすシンプル思考』を読んだよ - シリアルポップな日々 ↑今気づいたのですが、つい先日、同…
小倉広『会社で働く苦しみをなくすシンプル思考』を読みました。ジャケ買いならぬタイトル読み。「会社で働く」のが苦しくて、「シンプル思考」を志向する自分にぴったりな本ではないかと。 結果、内容は確かに自分にぴったりでした。しかし、これだけビジネ…
これはKindleではなく、図書館で借りました。Kindle版ありますが、単行本とほぼ同じ価格というのが何ででしょうね?もったいない。 以下は自分が読みながら考えたことです。本の内容については当然ですが各自で読んでもらうのが一番です。 苦手なことをして…
ライフネット生命の出口治明さんの本。これは係長一年目の自分にぴったりの本でした。そのまま実践するかどうかは別として知っておいていい情報が多いです。Kindleで購入したので、仕事の合間などに時々読み返すにもよいですね。Androidスマホからでも読むこ…
係長になりました。 係長になったからと言って一日で人間が変わるわけではありません。映画「そして父になる」を見ていませんが、父にだって一瞬でなるものではないと思います。毎日一生懸命こなしていて、ある日気づいたら父になっていたということのような…
私は正直リーダーになりたいとは思っていません。 たとえば三国志で言えば、賈詡が自分のメンターです。 自分はリーダーの器ではないという自覚ですね。しかし、トップじゃなくてもリーダーシップは必要になってきます。たとえば、家庭も小さいながらチーム…
一見仕事ができる人にありがちなのが自分がやりたかったり得意な仕事にたくさんの時間をかけるタイプです。成果もそりゃ出やすい。でも裏でやりたくない仕事を誰かが引き受けて、なかなか成果が出ないかもしれません。上司にはそういう想像力も必要でしょう…