通勤電車ではスマホKindleアプリでインストール読書する

朝の通勤時には、読了した本をスマホKindleアプリで読み返すことにした。
今、電車通勤をしているので、立ったまま片手で読むにはKindle paperwhiteより、スマホの方がいい。
また、未読の本はpaperwhite、既読の復習はスマホアプリと機能分化できる。
読み返すのはビジネス書が多い。
朝の通勤で反復読書して、概念をインストールすることで、実際に仕事に活かせる。
本当に使えるのは自分の中にインストールした知識や知恵だと思っている。
そのためにはここぞと思う箇所を繰り返し読むことだ。
初読時にハイライトした箇所を中心に集中して読んでいる。
それがここぞと思う箇所だ。

以上、読書を心掛けるのは主に朝の通勤時にする。
帰りはぼんやりするのが一番だ。
スマホを使わないように。
クールダウンすることで、帰宅してから仕事モードで子どもたちに苛々しなくて済む。

平屋に住みたい

以前から、平屋に住みたいと思っている。
Pinterestで平屋の間取りをピンしたりしている。
そして、隣家から離れていたい。
ピアノの練習の音が聞こえない程度だ。
これは自分にとって最重要ポイントかもしれない。
隣人の音は聞きたくないのだ。

子どもは三人いるが、一人3畳程度でいい。
ベッドと机が十分置ける程度。
そして、夫婦の寝室。
2畳程度でいいから、書斎が欲しい。
平屋であれば、大きな地震があっても、2階に押しつぶされるということは無い。

しかし、家を建てるか、買うか、となると、子どもたちの進学などがだいたい決まって資金繰りの目処がついてからになりそうだ。
その時点で、質のよい中古の平屋を探そうと考えている。
20年ぐらい住むことを想定している。
その時点では、子ども部屋を考慮しなくていいかもしれない。
立地はやはり鉄道など、公共交通機関が近い方がいいだろうか。
老後に車を運転しなくなることを考えると。
からしっかりイメージを作り込んでおくことだ。

小さな平屋に暮らす。

小さな平屋に暮らす。

ニーチェのドイツ的なものへの悪口

ニーチェの『この人を見よ』を読む度に、ドイツ的なものへの悪口に笑ってしまう。
試しに抜き出して列挙してみたらおもしろいのではないか、というのがこの記事の趣旨である。
深い意味はない。
ちなみに引用は新潮文庫版からである。
★〜は私のコメント

「──ドイツ精神はもたれた胃の腑から生まれたものなのだ。……ドイツ精神とは一種の消化不良であり、何かをこなし切るという力を持っていない。」p42

ニーチェは、思索のような頭脳労働も、生理学的に考えている。

「ドイツの風土にかかったら、強健な内臓、英雄的資質を具えた内臓でさえも、無気力にしてしまうのはいとも簡単だ。」p46
「ドイツの息がかかると、文化は駄目になるのだ。」p52
「ドイツ人というのは偉大さというもののいかなる概念をも理解する能力を持たない。」p54
「ドイツ人が近寄って来ただけで消化が悪くなる」p56
「パリの一芸術家の魂の中に生きている途轍もない野心などは、ドイツではまるっきり理解されていない。」p57
「……ドイツの息がかかると、文化は駄目になる。」p58
ヴァーグナーワーグナー)はいっさいのドイツ的なものに対するすぐれて効き目のある対抗毒なのである。」p58
「……音楽とは何かを、ドイツ人が知り得るなどとは、私は決して認めまい。ドイツ人音楽家と呼ばれている人々は、その最大の人々を筆頭に、外国人である。」p60
「ドイツの町の平板に打ち伸ばしたような、いじけた世界」p64
「私が発見されていないのは、ヨーロッパの平板国ドイツにおいてだけである。」p78
「高貴でそしてデリケートな私の著作の世界に足を踏み入れることは、比類ない一つの特典である。──この特典に与るためには、人は絶対にドイツ人であってはならない。」p80
「私の知人たちの中でも頓馬な連中、失礼ながらこれは単なるドイツ人ということなのだが、」p82
「私はドイツ的教養なるものを当時早くも容赦のない軽蔑の目で見下していた。」p102
「(──今日ドイツ人は国語浄化主義者になり澄まし、まともな文章ひとつ書けなくなっているが──)」p106
「──この間にヴァーグナーがドイツ語に翻訳されてしまったのだ!」p113
「精神的な事柄においてますます怠惰になり、ますます本能不足になり、ますます正直になっていくドイツ国民」p165
「──私が問題にするのは、歴史的な事柄におけるドイツ人の淫らなまでのだらしなさである。」p166
「彼らドイツ人は過去四世紀のあらゆる大きな文化的犯罪に後ろめたさを覚えなければならないのである!」p167
「……ドイツはルネッサンスの時代という最後の偉大な時代の収穫と意味とを、ヨーロッパから奪い取ってしまった民族である。」p168
「ドイツ人が世に送り出してきたのは、いつも「無意識の」贋金つくりばかりだった。」p170
「「ドイツ精神」とは私にとっては悪い空気なのだ。というのは、ドイツ人のどの言葉にもどの表情にもつい洩れ出てしまう心理的な事柄におけるあの不純さ、本能と化したあの不純さのそば近くにいると、私は呼吸困難になるからである。彼らはフランス人のように厳しい自己吟味の十七世紀といった時代を一度も通過していない。」p171
「ドイツ人と附き合うのは、女と附き合うのとほとんど同じで、決して底には行き着かない。ドイツ人には底などないのだ。」p171 

★女性蔑視的な表現あり

「──ドイツ人というのは私にとってはどうにも我慢のならない存在なのである。もしも私が自分の本能のすべてに逆らうような種類の人間を思い浮かべてみると、それはいつも決まってドイツ人になる。」p172
「……私は二、三の芸術家、とりわけリヒャルト・ヴァーグナーとの附き合いを別にして考えれば、ドイツ人と共に気持ちのいい時間を過ごした覚えがない。」p173
「……私はドイツ人という種族に耐え難い思いがしているのだ。ドイツ人と席を共にして面白いと思う人はまずいないだろう。彼らはニュアンスを感じ取る指を持たない。」p173
「──彼らは足にエスプリを具えていないので、歩くことさえままならない。──つまるところ、ドイツ人には足なんてないのだ。彼らにあるのは臑だけだ。」p173
「……ドイツ人は自分がどんなに卑俗であるかがまったく分かっていない。卑属の最たることといえば──彼らは自分がドイツ人にすぎないことを恥ずかしいとさえ感じないことである。」p173

すべて抜き出せたかどうか。
それにしても、ニーチェはドイツ人やドイツ的なものが大嫌いだったようだ。

この人を見よ (新潮文庫)

この人を見よ (新潮文庫)

保険の勧誘で考えたお金教育の必要性

今の部署は、昼休みに時々、大手保険会社の営業さんが回ってくる。
山崎元さんの本を愛読している自分にとっては、笑える。
契約なんかするはずがない。
説明するのもめんどくさいので、気配を感じると席を外して逃げる。
終わっているビジネスモデルなんだよなあ。
でも、今でも有効だから続いている。
一般人のマネーリテラシーがまだまだ未熟だということだ。
日本では、お金に関する教育が圧倒的に不足している。
だから、自分で勉強しないといけない。
というわけで、山崎元さんの『お金で損しないシンプルな真実』を子どもたちに読ませたい。

メシ、風呂、寝るの重要性~糸井重里、アンナチュラル、下園壮太

下園壮太さん『自衛隊メンタル教官が教える折れないリーダーの仕事』を読んでいる。
著者が糸井重里さんのインタビュー記事に触れていて、接続した。
「ちゃんとメシ食って、風呂入って、寝ている人にはかなわない」という言葉は、本書を読む前に別途、Evernoteにクリップしている言葉だった。
そして、ドラマ『アンナチュラル』を思い出した。
主人公のミコトは、厳しい過去と現状を抱えながら、朝からしっかり温かい天丼を食べるように、ちゃんとメシを食うことで、絶望から自らを守っていた。
一方、同僚の中堂系は自宅に帰らず、職場のソファや解剖台で寝て、カップラーメンを食べるような生活をしていた。
そのことで、ダークサイドに陥りそうになったのだから、やはりしっかり食べることは重要なのだ。
そういえばミコトには、母親と弟がいる実家があり、弟は料理が得意そうで、そこに帰れば温かいご飯が食べられるのだった。

当たり前の「衣食住」をおろそかにしていては、長く走り続けることはできないのだ。592

自分の場合、睡眠が課題だ。
中途覚醒、深夜に目が覚めて眠れなくなる不眠パターンがよくある。
それでトータルの睡眠時間が4時間とかになってしまう。
これは日中、つらい。
昼休みに仮眠、パワーナップすることでリカバリーするが、それがうまくいかないこともある。
そういう状況が続くと、最近流行りの睡眠負債が積み立てられることになるのだろう。
食べることと風呂は意識的に実践することができるので、やはり睡眠がポイントになりそうだ。

我が家の替え芯部長

妻が、三菱クリフター3色の黒が無くなったと言う。
ジェットストリームの芯が互換性があったので、それをセットした。
同じ日、長女がサラサクリップの赤が無くなったと言ってきた。
次男は、フリクションボールノックの黒が無くなった。
全部自分に依頼される。
我が家の替え芯部長だ。
私にすべて集まってくる。

どのリフィルをどこで買えば安いかなど、メモはSimplenoteというアプリにめもしている。
これはEvernoteじゃない。
Simplenoteは、MacBook AirAndroidスマホで同期するうえに、動作が軽く、ネットに接続していないローカル環境でも使えるメモアプリだ。
さっとメモするのにいい。
買い物などでさっと確認するにも便利なのだ。
だから、リフィルや替芯の情報はSimplenoteにメモしている。
この4月に異動したので、新しい職場の近くのお店をチェックして、値段をメモしたりしている。

読書はコストが低くてリターンが大きい投資になる〜山崎元『お金で損しないシンプルな真実』

山崎元さんの『お金で損しないシンプルな真実』を買った。
Kindle主義の自分としては、珍しく紙の本で買った。
それには目的がある。
まずは、自分が長年慣れ親しんで、インストールされているはずの山崎節(山崎哲学)の復習をする。
そして、ダメ元で妻にもすすめて、読んでもらう。
自分に何かあっても、きちんとお金で損しないで欲しいのだ。
これは愛情である。
次に、子どもの本棚に並べて、長男に声掛けする。
できれば若い内に読んでおいてもらうとこれからの人生に機能すると思う。
山崎さんも重視する「自分への投資」という観点からも、若い内に本書を読むことはコストが低くてリターンの大きい、おいしい投資ではないだろうか。
そういう意味で、読書は長男にやって欲しい。
しかし、自ら読まないことには意味が無いのだ。
そこが難しい。
本書はまだ読んでいる途中だが、ここで書いたような投資としての読書については、たぶん触れられていないと思う
しかし、山崎元さんならば賛同してもらえるのではないだろうか。