ジブン手帳の ノート IDEA は縦のラインがポイント

ジブン手帳mini の IDEA は何でもメモとして使っている。一時期流行ったユビキタス・キャプチャー的に書いている。箇条書きで行間も空けずに、ほぼ言葉で埋め尽くしている。

自分にとってありがたいのが、左寄りに引かれた縦のライン。全体は 3.5mm 方眼で点線だが、この縦のラインだけは実線になっている。行頭はこのラインから書く。ラインより左側に Bullet Journal のキーである「・」を書く。あるいは日付。そしてキーワード。または後日の書き込みのための余白。この縦の実線の位置が自分の感覚的にもちょうどいい。コーネルノートの下が無くてちょうどいい。

ちなみに IDEA の紙、トモエリバーも万年筆カクノとの書き味の相性がよく、裏抜け、裏映りもしない。紙質もベターだ。

この IDEA を使いたくて、来年2018年もジブン手帳mini にしたようなものだ。メインノートとしてがんがんフルスロットルで使っていこう。

『d design travel KAGOSHIMA』を読んだよ~あえて借りずに図書室で旅するように読む

行きつけの公民館図書室でナガオカケンメイさんが編集長の『d design travel KAGOSHIMA』を偶然見つけた。借りようかと思ったが、図書室のカウンターテーブルと椅子と外に田んぼが見える感じが快適だったので、あえて借りずにその場で読んでみた。読み飛ばす。自分は、意識高いお店や人はちょっと苦手なところがあるので、それを感じない記事を拾い読みした。

桜島フェリーというアトラクション

デッキにはカウンターやテーブルがあり、旅行客にとってはたまらないアトラクションである。ナガオカケンメイ

桜島フェリーは大人150円という安さ。別に桜島観光するわけでもなく、行って帰ってくるだけでもわずか300円の遊園地アトラクションと思えば、桜島フェリーの魅力が新しく見えてくる。カリブの海賊より魅力的かもしれない。

思索する場としての霧島アートの森

雨の日の人の少ないこのカフェも、読書や考え事をするのには最適。ナガオカ

一般300円という美術館。草間彌生さんのオブジェが入口で出迎えてくれる。近くに住んでいれば毎週のように通うことができる。野外の自分が好きな作品だけを見て、後はカフェでのんびり読書したり書き物したりすればいい。ちょっと鹿児島市内からは遠い。しばらく行っていないから、秋の間に行ってみたい気もする。

d design travel の掟

巻末に記載されている「編集の考え方」が良かったので引用する。自分のブログにも参考になる考え方だ。

編集の考え方 p149
1.必ず自費で利用すること。泊まり、食事し、買って使うこと。
2.本音で書くこと。
取材相手の原稿チェックは、事実確認だけにとどめること。
3.カメラは一般向けのもの1台ですべてを撮ること。
フィルターや特殊なレンズは使わないこと。
4.問題があっても、薦めたい何かがあれば、
問題を書きながら薦めること。
5.ロングライフな視点から、ものを見ていくこと。
継続しそうにないものは、取り上げないこと。
流行的なものは取り上げないこと。
d design travel
編集長
ナガオカケンメイ

考え方というより、掟といった方が良さそうだ。そういう心地よい厳しさがある。自らに掟を課すことは楽しい。

手段としてのみならず、目的として買う

借りて読むのもいいんだけれど、今度、マルヤガーデンズに行く機会があったら、D&DEPARTMENT で買おうと思った。買うことが、ナガオカさんの活動に対する支援となるだろう。そういう思いでモノを本を CD を買うこと。カント風に言えば、モノを手段としてのみならず、目的として買うことを意識している。

d design travel KAGOSHIMA

d design travel KAGOSHIMA

運動会で死ねる

https://www.instagram.com/p/BZ9vWP9hMzj/
#運動会 二週目

22:56 全身の疲労感と10月とは思えない蒸し暑さに目が覚めている。ぬるい麦茶を飲む。エアコンも入れた。妻は韓国ドラマを見ている。これは軽い熱中症かもしれないな。幼稚園の運動会で死ねる。
前日の準備は炎天下でのテント張り。テントが重たい。そして、42歳の体力の低下。体重47キログラムの貧血オードリー・ヘップバーン。25歳の平成生まれのお父さんとは違うのだよ。ガンダムに挑む旧ザクみたいなものだ。
当日は、運動会の係を担当。特にやばかったのが、リレーのバトン担当。ゴールしてアドレナリンが出まくっているランナーからバトンを回収して、次の組に渡す、というのをぐるぐる繰り返した。その合間をぬって我が子のビデオカメラ撮影。
さらに運動会後の後片付けで今度はテントを片づける。たたんだ屋根や金属骨組みがずっしり骨身にのしかかる。汗だく、水分不足の中で軽い熱中症になったのかもしれない。両腕の筋肉痛は、昨日の準備の重たいテントのせいだろう。
幼稚園の運動会は来年まである。何か対策が必要だ。マイ水筒。積極的な水分補給。たとえば作業中ペットボトルを体に身に付けたままにできるツールとか、欲しい。運動会の準備、当日の係、後片付けとか、途中でなかなか休めないんですよね。適当に準備や後片付けをさぼることも必要かもしれない。年齢と自分の体力を考慮しないと死ねる。
幸い、明日は休み。一日休んで、回復しないと仕事にも差し支える。
安保法制とか、モリカケ問題もいいけれど、その前に軽いテントを発明して欲しい。それが毎年の運動会シーズンを全国的に楽にする素晴らしいイノベーションになる。医療もそうだけれど、難病もいいけれど、風邪もなんとかしてもらえないのか。ヒアリもいいけれど、蚊は絶滅できないのか。そういう身近すぎるがゆえに放置された問題も重要だよね。
また、少子化問題の中、複数の子どもを持って、毎週のように週末が運動会で潰れる親に対する特別休暇とか、そういう対策も欲しいよね。

ジブン手帳mini DIARY 2018 が届いたよ~11月からどっちを使うか問題

https://www.instagram.com/p/BZx-EH9ByfV/
#ジブン手帳mini 2018が届いたよ。DIARYのみだと薄いね。#ジブン手帳
ジブン手帳mini が届いたと Gmail にメールあり。近所のファミリーマートまで受け取りに行った。Amazon では、最近は、コンビニ受取をよく利用している。不在のやりとりが無くて便利。ただ、コンビニレジでの煩雑な処理はどうにかならんものかと思う。レジの人が慣れない場合、受取に手間取ることがある。
何はともあれ、無事に受け取った。
DIARY のみだとかなり薄い。薄いまま使ってみたくもなる。LIFE は2017年の方にセットしたまま自宅待機にして、DIARY と IDEA のみ持ち出す案もある。

2017年との違い

製本方法、綴じ方が改善されたとのこと。比べてみるとなるほど違いがわかる。180度パタンと開くという。LIFE や IDEA を挟むとどうか。
それい意外に大きな差異はなさそうだ。

どちらを使うか問題

2018年 DIARY は11月から使うことができるけれど、今年2017年も12月末まで使えるので、どちらを使うか迷う。両方使うか。新しい方は、LIFE や IDEA をセットせずにフラットに開く感じを味わってみるか。

『イノベーション・オブ・ライフ』②~片づけるべき用事

クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』は色々な示唆に富む本だった。一読ではすべてインストールできない感じ。そこで、ハイライトした箇所を読み返すことで、拾い上げる。ブログにすることがその一助となる。

akizukid.hatenablog.com
↑の続きになる。

どんな状況にも通用する、万能型の手法というものは存在しない。1090

というわけで、本書で提示されるのは理論ということになる。理論を使って、自分で考えて自分の人生で実践するしかない。

片づけるべき用事

「片づけるべき用事」1339

子どもが日々片づけなくてはならない二つの基本的な用事とは、成功したという達成感を得ることと、友人をつくることだ。1495

長男を見ている。中学受験に合格したことで達成感を得ることができただろうか。同じレベルの学校に入ることで、友人ができそうか。小学校では入らなかった部活動にも入った。将棋の才能が無い『3月のライオン』みたいになる心配をしていたので、そこは一つクリアできたのではないか。親としては、それ以上何ができるか。あとは自分の用事、自分の課題だと思う。アドラー「課題の分離」を思う。クリステンセンが言うには、学校が子どもの用事をうまく片づけられないから、子どもは非行に走ったり、落ちこぼれたりする。それもまた子どもが自分の用事を片づける一つの方法だと。この知見にはなるほどと思った。善悪では考えていない。機能主義というか、アメリカではやはりプラグマティズム的な傾向が強い気がした。
さて、「妻の人生全体という観点」から妻が私を雇う用事を考えるのは、なかなか厳しい。苦しい。もしかするとすでに愛の用事は消え去っていて、やはり元気に働いて生活費を稼いでくる用事がほとんどではないか、と考えてしまう。

さらに大事なことに、妻が片づけようとしている用事は、彼女が片づけたがっているとあなたが考える用事とは、かけ離れていることが多い。1520

やはり、夫婦間といえど、アサーティブで率直なコミュニケーションが必要なのだろう。阿吽の呼吸に頼るのはすれ違いの元となる。たとえば、レスのことなども自分は率直に表明している。かっこつけても仕方が無い。
この「片づけるべき用事」という概念は使える。

40歳過ぎたら運動会に参加する体力が無い

運動会がつらい。体力的に無理。40歳過ぎたぐらいか。また、小学校と幼稚園が2週連続なのもつらい。特に幼稚園は、親が前日準備から当日の係、運動会終了後のテント片付けなどに携わり、体力勝負となる。さらに自分はオードリー・ヘップバーン体型痩せ型で、貧血持ちと男子の中でも体力が少ない。
そういう状況があって、毎年運動会シーズンは憂鬱で楽しめない。
ここは、仕事と同じで、100%没入するしかない。
極端だが、命をかけるつもりで、前日から当日にかけて、常在戦場、100%運動会に入り込むことを心がける。集中しよう。

運動会の翌日

と、小学校の運動会翌日、壊れた。仕事への無気力、アパシー。小学生と先生は振替休日なのに、サラリーマンは仕事なのだ。そして、ちょうど5年目がスタート。同じ場所に長くいすぎている。うんざりだ。キーボード音、独り言、クチャラー。昼休みに逃げた先でも、集団に巻き込まれる。そんな仕事から逃げるように、雨がポツポツ落ちてくる中を自転車でダッシュして帰宅したら、まったく兄らしくなく、5歳児の弟にマジギレする中学生長男に対して爆発した。そして自分の惨めさをお天道様が知っている。すべて運動会の疲労のせいだ。

副鼻腔炎

あと、副鼻腔の状態も良くない。体調不良でアンガーマネジメントがうまくいかないのもある。こちらは耳鼻科に行って対応した。薬などを利用してなんとか、低空飛行でももちこたえないといけない。運動会の時期と副鼻腔炎になる季節の変わり目が重なっている。

幼稚園

幼稚園の運動会が、親の参加が大きく求められる。今年は、前日準備から当日の審判とフルコミットメントが求められている。めんどくさい。しかし、やるなら、自ら主体的に参加しないと楽しくない。理屈ではわかっている。あとはアクション。

バフェットのように読み、レヴィ=ストロースのように書く

「バフェットのように読み、レヴィ=ストロースのように書く」というモットーを思いついた。しばらく、これを呪文のように繰り返しながらやろうと。

読むこと

投資家、富豪として有名なウォーレン・バフェットは、一日の80%を読書、読むことに費やすそうである。そして、投資先を絞りに絞り込んで判断しているらしい。
自分の場合、深夜に目が覚めて不眠に陥った時、まずは読むことをやろう。紙の本や Kindle paperwhite であればスマホやパソコンのブルーライトのように不眠を加速することはないだろう。
その他、今この時間に何をするか迷った時はとにかく読むことを中心にする。安易にスマホを手にして Twitter を選択しないことが肝心である。たくさん読む、たくさん脳内に情報をインプットするのが基盤である。
図書館を活用しよう。市民税は書籍代である。
仕事でも、たくさん資料を読むことだ。情報やキーワードを頭に引っかけておく。自分の担当業務じゃないところで、どのような状況が展開されているのか、仮説を立てる。そうやっておくと、仕事において発言に厚みと説得力が増すのだ。
インターネットの情報も、気になったらすべて Evernote にクリップしておこう。Evernote は「積ん読」で構わない。読む時が来たら読む。Evernote なら本みたいに場所もとらない。ある日、キーワードの検索でひっかかるかのを期待する。

書くこと

レヴィ=ストロースのように書く、というのは下記リンク先を読んでもらうのが一番わかりやすい。
readingmonkey.blog45.fc2.com
ポメラDM200 が来てから、書く量が増大している。いいことだ。とにかくたくさん書いて、後から推敲すること。ブリコラージュ。ところが、初期衝動を大事にする自分は、あまり推敲しない。それでブログにどんどんアップする。ライブ感を大切にしたい。
アルコール飲まずに早く寝る。子どもと一緒のタイミングで。そして、深夜に目が覚めて、不眠になったらチャンス。軽めのハイボールを飲みながら、ポメラを起動して書くのだ。21時に寝かしつけて、23時に目が覚めて、1時間の勝負、が理想だろうか。睡眠は分断しても構わないと『SLEEP』を読んで理解している。
昼休みもポメラを持って自席を外して秘密の場所で書く。少しでも書き始めること。下書きはポメラ内にたくさんある。どれでもいいから開いて書く。
書いた文章はブログにアップする。ポメラ以降、毎日更新している。短くてもいいから、毎日何か書いてアップするというのはいいことだと思う。継続する力はある。
マクドナルドでも書く。いわゆるオフィス@マックだ。オフィス@スタバよりコストが安く、店の場所が都合がいい。MacBook Airマクドナルドで開く勇気は無い。だが、ポメラだと机に置いても圧迫感が無い。
車内でも書く。コンビニでちょっと買い物した時は、5分でも駐車場で書く。ポメラだとすぐに書き始めることができるから。真夏や真冬でなければ車内は一人で集中して書くことができる場所だ。
ポメラがあれば、どこでも書斎になるのだ。