玄関で抱き合うのが好き

仕事に出かける前、彼女が玄関まで見送りに来てくれることがある。そんな時は、靴を履いて、玄関に降りた状態で上に立っている彼女と抱き合うのが大好き。
ちょうど「胸に頬をう~ず~め~♪」とチェッカーズ的にぴったりな位置関係になる。一番、彼女の身体を感じることができる。自分が下のポジションで、子どもっぽいから、ちょっとマザコンっぽいかも。
それで一日、仕事をがんばれる。
稲見(ドラマ『CRISIS』)にとっての、あの大学職員の彼女のような存在。

休日に庭にテントを張って過ごしてみた

休みの過ごし方が苦手だ。出かけるのも好きではない。家でのんびりするのが苦手だ。

先日、庭にテントを張ってみた。
庭といっても、テントを張るといっぱいいっぱい程度の広さ。
テントといってもサンシェードという簡単なやつ。
https://www.instagram.com/p/BTfyST7BJ8t/
#庭にテント

昼ごはんをテントで食べると一味違う。自宅の庭先で手軽な開放感。

4月末で既に夏の陽気。暑い。それでも半袖Tシャツになって慣れると心地良くなって昼寝をした。ぐっすり眠った。どれくらい眠ったかもわからない。それくらいリラックスできたと思う。その間、下の子ども二人は妻が公園に連れ出してくれた。ありがたい。愛してる。

テントを張れば、子どもも遊びに来る。
次男の左足に酷い虫刺されがあった。テントも駄目なのか。自分の居場所が無くなる。家庭内では、小さな書斎スペースが唯一の居場所。狭くて快適なんだけれど、狭いと精神が鬱々としてくる感覚はある。メンタルがやばい時にこもると本当にやばいかもしれない。
akizukid.hatenablog.com

それなら、やっぱり外へ出た方がいい。庭にテントはいいんじゃないかな。本格的な梅雨および夏までは。

無印良品のアルミポケット万年筆を30%オフで買ったよ

https://www.instagram.com/p/BUDuoAkBtOp/
#アルミポケット万年筆 #無印良品 #muji 30%オフなので買ってしまいました。カートリッジは #ohto が使えるらしいのです。OEMというでしょうか。#fountainpen #万年筆 2本目。

無印良品で税込み1,500円のアルミポケット万年筆が3割引だった。買った。1,050円、なら安い。万年筆は、カクノに続いて2本目。こうやって万年筆が増えていくのか。あらかじめ検索して調べたら、OHTOのカートリッジが使えそうだ。無印良品に多い、いわゆるOEMなのだろう。

軸は、キャップした状態で短い。ロディアNo.11の縦の長さほど。そのキャップを外して反対側に差すと軸が長くなる仕組み。細字らしいが、書いてみると太い(カクノ細字比)。
自分は、こういう軸が短い、ポケットサイズのペンに惹かれるようだ。ペンポッド、ラミーピコなど、メカニズムは様々だが、短い筆記具をよく使っている。

シャツの胸ポケットにロディア、じゃなくてロディアNo.11と同じ大きさのニーモシネ189と一緒に入れてみた。
手元にノートや手帳が無い時のメモ用途として。書いてもその場では切り離さない。帰宅して、切り離す。必要な情報は転記する。たとえばこんなふうにブログにする。そのメモは、ジブン手帳miniのIDEAにでも貼り付けるか、捨てるか。

オート 万年筆カートリッジインク ブルーブラック 10個箱 FCR-6BB10P

オート 万年筆カートリッジインク ブルーブラック 10個箱 FCR-6BB10P


akizukid.hatenablog.com

エトランジェ・ディ・コスタリカのポケットノートとシグノRT1の組み合わせがしっくりくる

https://www.instagram.com/p/BUA5qdJhW-t/
#エトランジェディコスタリカ のポケットスリムノートに #シグノrt1 を差している。長さピッタリ。頭も飛び出ないデザインが素晴らしい。

リコレクションというのか、エトランジェ・ディ・コスタリカのポケットサイズのノート。エトランジェ・ディ・コスタリカ名前は、モレスキンなどに比べて、長すぎて良くない名前だと思うが、ノートは安くて手頃でいい。モレスキンより圧倒的に安い。コストパフォーマンスが優れている。巻末ポケットとゴムバンドが無いが、自分には不要。ノートにカバーをかけて使えるので、ノートを書き終えたら、中身だけ入れ替えることができる。
このサイズを自分は「ポケットノート」と呼んでいる。いわゆるモレスキンのサイズ周辺のノート。測量野帳もこのカテゴリーに入る。ポケットノートには、何でも書いている。行間も空けずにびっしり言葉で埋める。自由のために書いている。Instagramで見せびらかすことを想定していない。
ペンはシグノRT1を使っている。クリップをカバーに挟むとしっくりくる。ペンの長さはちょうどいい。ノートからペン先がはみ出ない。また、ペンの頭もほとんど飛び出ない。これはシグノRT1のデザインが秀逸。この組み合わせはしっくりくる。

また、ツマラナイ告白をしてしまった

"I will follow you into the dark."

また、つまらぬものを斬ってしまった(石川五エ門 from ルパン三世)。じゃなく、ツマラナイ告白をしてしまった。まあ、これが自分なりのジャブ。今までそうやってやってきた。最初の告白だって、まったく洗練されていなかったし、準備もできていなかった。衝動的な告白。しかし、それは自分の限界、リミッターを超えたものであるから、まったく何も考えていないわけではない。考え抜いた結果の衝動なのである。ロックであり、パンクである。そこを否定する必要はない。

当面は、距離をおくのがいいかも。逃げればいい。『逃走論』。外へ。そして、一時的な自律ゾーン(T.A.Z.)を作る。それは、家庭や仕事を捨てることではない。
よし、次はハキム・ベイ『T.A.Z.』を読もう。星野源はトイレ(著者自身が、そう書いていた)。Kindleは複数を少しずつ並行読書。あとは図書館の予約状況次第。まだまだ読書パターンが多過ぎるが、少しずつ減らしていけばいい。少しずつ逃げる。重要なのは、少しずつやること。革命を望まないこと。革命を望むのは、弱者の戦略だ。安易過ぎる。安易過ぎるうえに、成果もほとんど無いのは、最近の日本のリベラルの体たらくを見ればわかるだろう。少しずつ、じりじりと這うように前進する必要があるのだ。

あるいは、引きこもり。引きこもりも自衛のための一つの手段であり、戦略である。ただし、悪意を持続すること。戦略的ではない引きこもりではダークサイドに取り込まれてしまうだろう。それこそ、家庭や仕事を捨てる結果となる。そうではない、戦略としての引きこもり。そして、悪意を忘れないこと。

それらの対抗措置をとりながら、準備は怠らない。否定したわけではないからだ。徹底的に準備をして、あとは相手次第だ。いつでも対応できるように。そして、成り行きに任せる。自分の記憶が間違ったり、作り変えたりしていなければ、そうやってやってきた。そうするしかない。
否定と肯定。その清濁を併せ呑む。白黒まぜて灰色にするのではなく、白は白、黒は黒として、自分の中に取り込む。それがフォースのバランスにつながる。

魂を削って母の日の午後

https://www.instagram.com/p/BUD9UyQBZ_d/
#トリスハイボール 濃いめ。ダークサイドに取り込まれないために早めに飲み始めました。#ドラマcrisis の西島秀俊さんに言わせると、やり方を間違っているけど。

金曜日の夜、お酒も飲まず倒れるように夜8時前に寝てしまった。まだ子どもたちがクレヨンしんちゃんを見ている時間だ。
そして、目が覚めたのが0時過ぎ。皿を洗う。
妻に、日曜日はちょっと無理かもしれない、と弱音を吐いた。日曜日は母の日で、僕は妻に「何もしない一日」をプレゼントしようと思っていた。日中、子どもたちを一手に引き受けて、夕食を作る、など。しかし、どうもそれを実行するには自分のメンタルがもたないと思った。
今、外は大雨だ。日付が変わってすでに土曜日。最も
メンタルがよいはずの金曜日の夜が寝てしまって終わってしまった。
今日は子ども二人が土曜授業。雨の状況次第では、長男を中学まで車で送らなければならない。それが往復1時間。起床5時。さらに妻の仕事も送迎かな。子どもたちの昼食を準備して、午後は長女の書道の送迎がある。そういう忙しい土曜日を過す可能性が高い。
それなのに日曜日も子どもたちを連れ出したり、昼食を準備したり、最後は最も苦手とする夕食の料理をして日曜日が終わって、明日、仕事となるとたぶん、発作的に月曜の朝に列車に飛び込んでもおかしくない。幸い電車通勤ではないのでその可能性は低いが、しかし、メンタルがもたない。

最近は仕事で魂を削っている。作業は多くないし、残業も少ない。しかし、例外問題が多い。その対応に追われている。上との打合せ。ボスたちをいかに動かすか。ボスが4人いる。組織も権力を持っている人が100人以上いて複雑怪奇。問題はなかなかすっきり解決できない。小骨が数本喉にいつも引っかかっている。その状態で家に帰ると三人の子どもたちがいる。子どもの笑顔を見て癒されるとか、都市伝説だと思っている。癒やされない。親としての愛情とか、本能が欠如している自覚がある。どうしても自意識ファーストなのだ。家族ファースでも都民ファーストでもない。国民の自意識が第一。
ああ、蛭子能収さんになりたい。根本敬さんが、動物と書いた蛭子さん。自意識の欠如した動物。自分の快感原則に忠実に生きている。ドゥルーズの動物のリアル版。なろうと思ってなるのではない。蛭子さんは、最初からずっと動物だった。

今は日曜日の午後、朝一でツマラナイ告白をしてしまった。それは別途書いている。どのような順番でブログにするか。先にこっちかな。それはそれで、今は母の日の午後、妻に「何もしなくていい一日」をプレゼントしようと思って、ちっとも実践できていない。それで激しく凹む。無力感。
そこで早めに飲み始めた。トリスハイボール濃いめ。ドラマ『CRISIS』で西島秀俊さんが言っていたが、たぶんやり方を間違っている。山崎元さんも、そんなことを書いていた。自分のメンタルのためにアルコールに頼るのは筋が悪い。しかし、他に方法を思いつかなかった。前頭葉を多少でも麻痺させれば少しはましになるのでは?と考えたのだ。今のところ、かえって悪化している。片足をダークサイドに突っ込んでいる感じ。
三者三様にうるさい子どもに反応しない。それが難しい。セブンイレブンの濃厚クリームのレーズンサンドも食べたが、まったく効かない。耳栓をして二階に逃げた。そしてこれを書いている。
考えるな。16時になったら階下へ降りて、夕食を作り始めるのだ。材料はそろっている。後はそれを機械的に作るだけだ。ABCクッキングスタジオにでも通うかな。今日、見たら、男子が一人だけいた。自分は女性だらけの中に一人入るのが、意外に苦痛ではない。それくらいの何かを日常に取り込んだ方がいいかもしれない。別に不倫をしようという下心ではない。職場と家庭以外の第三の場所、サードプレイスが必要だと思っただけだ。しかし、めんどくさいな。面倒力の方が勝っている。自分の性欲もめんどくさい。早く枯れたいが、なかなか枯れることができないのが中年の難しさなんだろうと思う。

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)

小林忍『「経営の定石」の失敗学』は真に仕事に機能するビジネス書

小林忍さん『「経営の定石」の失敗学』を読了。真に今の自分に機能するビジネス書だった。ノートにたくさんメモをした。そのメモは、Evernoteに転記した。転記する過程で、自分でも考えながらコメントやキーワードを追加する。この作業を通じて、本書の機能する思考を自分にインストールする。インストールできた思考や知識じゃないと、実際の仕事の現場では使えない。

今の自分の仕事に照らして読むと色んな言葉が腑に落ちて入ってくる。
「問題先送り体質」「目くらましのコストダウン」「戦略の失敗は戦術では取り返せない」など。そういう言葉をインストールしておけば、仕事の現場においてその言葉を使って批判することができる。批判されても、やる、というのならそれでもいい。絶対的に正義を貫かなければならない、というほど融通がきかないわけではない。

インテリジェンス能力が重要だとよくわかった。自分の立場では、テクノクラートとしての技量を磨く必要がある。重要な打合せにおいては、ファシリテーション能力を発揮して目的を達成すべく、ボスを初めとして上の人間を動かす。
それを繰り返すことで、社内において色んな人の「リスト」に載る。リストに載れば、時に電話がかかってくる。参考に話を聞かせて、ということが増えるだろう。その時は、惜しみなく情報を提供する。そうすることで「返報性の原則」を発動させる。人脈ができる。いざという時、助けてもらえる。そうやって「草」を放ち、「インフォーマルな情報経路」を整備する。
インテリジェンスというキーワードでは、佐藤優さんの本なども勉強になるだろう。色んな著者の言葉を読むことで重層的な能力を培う。
圧倒的なインテリジェンス能力により構築した人脈は、いわゆる「人脈作り」のような方法ではない。

一度は正しいと思うこと、本当のことを発言する。それで怒られて、立場上やむを得ない場合に限り魂を売る。という教えは、多くのサラリーマンに機能すると思う。正しいことを主張して譲らない人は、問題や課題を解決することはできない。それだと当然、評価はされないだろう。サラリーマンであれば、魂を売る場面は必ずある。たとえば、ドラマ『CRISIS』を見ても、主人公たちが一度は正しいと思うことを実行しながら、最終的に魂を売る状況が幾度となくある。警察組織もサラリーマンだからだ。
しかし、小栗旬さんは話が進むごとに、魂を売るたびに、ダークサイドに近づいている気がする。『スター・ウォーズ』のアナキン・スカイウォーカーを見ているようだ。そう言えば小栗旬さん主演で似たような刑事ドラマが無かったか。『BORDER』だったか。その時は、小栗旬さんに特殊能力があった。その能力のせいでダークサイドに陥るドラマだった気がする。脚本が同じ金城一紀さんだったか。となれば、『CRISIS』もバッドエンドを想定しておいた方が良さそうだ。
しかし、現実の自分の仕事において、バッドエンドになるわけにはいかない。そこは、心が折れないように魂を売る必要がある。そのための処方箋は本書には書いていなかった。サラリーマンを辞める、脱サラというのも一つの方法だろうが、それは本書の範囲を超えている。

東芝日本郵政の巨額損失やライブドア上場廃止に関わった西室泰三さんは、平成における最大の無能経営者として、「経営の定石」の失敗学の活きた事例になる。無能なのに、なぜ東芝の社長になり、日本郵政の社長になったのか、というのは調べるとおもしろそうだ。

選択と集中」という言葉には、まずは眉に唾をつけて読む。そういった「経営の定石」をどの程度理解して使っているのか、よく読む。何かわかったつもりで使っていないか?基本的に、「選択と集中」そのものが正しいとか間違いということはない。要はやり方、その中身だろう。

しばらく経過して再読すれば、再発見もありそうな本だった。

「経営の定石」の失敗学 傾く企業の驚くべき共通点

「経営の定石」の失敗学 傾く企業の驚くべき共通点