また、ツマラナイ告白をしてしまった

"I will follow you into the dark."

また、つまらぬものを斬ってしまった(石川五エ門 from ルパン三世)。じゃなく、ツマラナイ告白をしてしまった。まあ、これが自分なりのジャブ。今までそうやってやってきた。最初の告白だって、まったく洗練されていなかったし、準備もできていなかった。衝動的な告白。しかし、それは自分の限界、リミッターを超えたものであるから、まったく何も考えていないわけではない。考え抜いた結果の衝動なのである。ロックであり、パンクである。そこを否定する必要はない。

当面は、距離をおくのがいいかも。逃げればいい。『逃走論』。外へ。そして、一時的な自律ゾーン(T.A.Z.)を作る。それは、家庭や仕事を捨てることではない。
よし、次はハキム・ベイ『T.A.Z.』を読もう。星野源はトイレ(著者自身が、そう書いていた)。Kindleは複数を少しずつ並行読書。あとは図書館の予約状況次第。まだまだ読書パターンが多過ぎるが、少しずつ減らしていけばいい。少しずつ逃げる。重要なのは、少しずつやること。革命を望まないこと。革命を望むのは、弱者の戦略だ。安易過ぎる。安易過ぎるうえに、成果もほとんど無いのは、最近の日本のリベラルの体たらくを見ればわかるだろう。少しずつ、じりじりと這うように前進する必要があるのだ。

あるいは、引きこもり。引きこもりも自衛のための一つの手段であり、戦略である。ただし、悪意を持続すること。戦略的ではない引きこもりではダークサイドに取り込まれてしまうだろう。それこそ、家庭や仕事を捨てる結果となる。そうではない、戦略としての引きこもり。そして、悪意を忘れないこと。

それらの対抗措置をとりながら、準備は怠らない。否定したわけではないからだ。徹底的に準備をして、あとは相手次第だ。いつでも対応できるように。そして、成り行きに任せる。自分の記憶が間違ったり、作り変えたりしていなければ、そうやってやってきた。そうするしかない。
否定と肯定。その清濁を併せ呑む。白黒まぜて灰色にするのではなく、白は白、黒は黒として、自分の中に取り込む。それがフォースのバランスにつながる。

魂を削って母の日の午後

https://www.instagram.com/p/BUD9UyQBZ_d/
#トリスハイボール 濃いめ。ダークサイドに取り込まれないために早めに飲み始めました。#ドラマcrisis の西島秀俊さんに言わせると、やり方を間違っているけど。

金曜日の夜、お酒も飲まず倒れるように夜8時前に寝てしまった。まだ子どもたちがクレヨンしんちゃんを見ている時間だ。
そして、目が覚めたのが0時過ぎ。皿を洗う。
妻に、日曜日はちょっと無理かもしれない、と弱音を吐いた。日曜日は母の日で、僕は妻に「何もしない一日」をプレゼントしようと思っていた。日中、子どもたちを一手に引き受けて、夕食を作る、など。しかし、どうもそれを実行するには自分のメンタルがもたないと思った。
今、外は大雨だ。日付が変わってすでに土曜日。最も
メンタルがよいはずの金曜日の夜が寝てしまって終わってしまった。
今日は子ども二人が土曜授業。雨の状況次第では、長男を中学まで車で送らなければならない。それが往復1時間。起床5時。さらに妻の仕事も送迎かな。子どもたちの昼食を準備して、午後は長女の書道の送迎がある。そういう忙しい土曜日を過す可能性が高い。
それなのに日曜日も子どもたちを連れ出したり、昼食を準備したり、最後は最も苦手とする夕食の料理をして日曜日が終わって、明日、仕事となるとたぶん、発作的に月曜の朝に列車に飛び込んでもおかしくない。幸い電車通勤ではないのでその可能性は低いが、しかし、メンタルがもたない。

最近は仕事で魂を削っている。作業は多くないし、残業も少ない。しかし、例外問題が多い。その対応に追われている。上との打合せ。ボスたちをいかに動かすか。ボスが4人いる。組織も権力を持っている人が100人以上いて複雑怪奇。問題はなかなかすっきり解決できない。小骨が数本喉にいつも引っかかっている。その状態で家に帰ると三人の子どもたちがいる。子どもの笑顔を見て癒されるとか、都市伝説だと思っている。癒やされない。親としての愛情とか、本能が欠如している自覚がある。どうしても自意識ファーストなのだ。家族ファースでも都民ファーストでもない。国民の自意識が第一。
ああ、蛭子能収さんになりたい。根本敬さんが、動物と書いた蛭子さん。自意識の欠如した動物。自分の快感原則に忠実に生きている。ドゥルーズの動物のリアル版。なろうと思ってなるのではない。蛭子さんは、最初からずっと動物だった。

今は日曜日の午後、朝一でツマラナイ告白をしてしまった。それは別途書いている。どのような順番でブログにするか。先にこっちかな。それはそれで、今は母の日の午後、妻に「何もしなくていい一日」をプレゼントしようと思って、ちっとも実践できていない。それで激しく凹む。無力感。
そこで早めに飲み始めた。トリスハイボール濃いめ。ドラマ『CRISIS』で西島秀俊さんが言っていたが、たぶんやり方を間違っている。山崎元さんも、そんなことを書いていた。自分のメンタルのためにアルコールに頼るのは筋が悪い。しかし、他に方法を思いつかなかった。前頭葉を多少でも麻痺させれば少しはましになるのでは?と考えたのだ。今のところ、かえって悪化している。片足をダークサイドに突っ込んでいる感じ。
三者三様にうるさい子どもに反応しない。それが難しい。セブンイレブンの濃厚クリームのレーズンサンドも食べたが、まったく効かない。耳栓をして二階に逃げた。そしてこれを書いている。
考えるな。16時になったら階下へ降りて、夕食を作り始めるのだ。材料はそろっている。後はそれを機械的に作るだけだ。ABCクッキングスタジオにでも通うかな。今日、見たら、男子が一人だけいた。自分は女性だらけの中に一人入るのが、意外に苦痛ではない。それくらいの何かを日常に取り込んだ方がいいかもしれない。別に不倫をしようという下心ではない。職場と家庭以外の第三の場所、サードプレイスが必要だと思っただけだ。しかし、めんどくさいな。面倒力の方が勝っている。自分の性欲もめんどくさい。早く枯れたいが、なかなか枯れることができないのが中年の難しさなんだろうと思う。

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)

小林忍『「経営の定石」の失敗学』は真に仕事に機能するビジネス書

小林忍さん『「経営の定石」の失敗学』を読了。真に今の自分に機能するビジネス書だった。ノートにたくさんメモをした。そのメモは、Evernoteに転記した。転記する過程で、自分でも考えながらコメントやキーワードを追加する。この作業を通じて、本書の機能する思考を自分にインストールする。インストールできた思考や知識じゃないと、実際の仕事の現場では使えない。

今の自分の仕事に照らして読むと色んな言葉が腑に落ちて入ってくる。
「問題先送り体質」「目くらましのコストダウン」「戦略の失敗は戦術では取り返せない」など。そういう言葉をインストールしておけば、仕事の現場においてその言葉を使って批判することができる。批判されても、やる、というのならそれでもいい。絶対的に正義を貫かなければならない、というほど融通がきかないわけではない。

インテリジェンス能力が重要だとよくわかった。自分の立場では、テクノクラートとしての技量を磨く必要がある。重要な打合せにおいては、ファシリテーション能力を発揮して目的を達成すべく、ボスを初めとして上の人間を動かす。
それを繰り返すことで、社内において色んな人の「リスト」に載る。リストに載れば、時に電話がかかってくる。参考に話を聞かせて、ということが増えるだろう。その時は、惜しみなく情報を提供する。そうすることで「返報性の原則」を発動させる。人脈ができる。いざという時、助けてもらえる。そうやって「草」を放ち、「インフォーマルな情報経路」を整備する。
インテリジェンスというキーワードでは、佐藤優さんの本なども勉強になるだろう。色んな著者の言葉を読むことで重層的な能力を培う。
圧倒的なインテリジェンス能力により構築した人脈は、いわゆる「人脈作り」のような方法ではない。

一度は正しいと思うこと、本当のことを発言する。それで怒られて、立場上やむを得ない場合に限り魂を売る。という教えは、多くのサラリーマンに機能すると思う。正しいことを主張して譲らない人は、問題や課題を解決することはできない。それだと当然、評価はされないだろう。サラリーマンであれば、魂を売る場面は必ずある。たとえば、ドラマ『CRISIS』を見ても、主人公たちが一度は正しいと思うことを実行しながら、最終的に魂を売る状況が幾度となくある。警察組織もサラリーマンだからだ。
しかし、小栗旬さんは話が進むごとに、魂を売るたびに、ダークサイドに近づいている気がする。『スター・ウォーズ』のアナキン・スカイウォーカーを見ているようだ。そう言えば小栗旬さん主演で似たような刑事ドラマが無かったか。『BORDER』だったか。その時は、小栗旬さんに特殊能力があった。その能力のせいでダークサイドに陥るドラマだった気がする。脚本が同じ金城一紀さんだったか。となれば、『CRISIS』もバッドエンドを想定しておいた方が良さそうだ。
しかし、現実の自分の仕事において、バッドエンドになるわけにはいかない。そこは、心が折れないように魂を売る必要がある。そのための処方箋は本書には書いていなかった。サラリーマンを辞める、脱サラというのも一つの方法だろうが、それは本書の範囲を超えている。

東芝日本郵政の巨額損失やライブドア上場廃止に関わった西室泰三さんは、平成における最大の無能経営者として、「経営の定石」の失敗学の活きた事例になる。無能なのに、なぜ東芝の社長になり、日本郵政の社長になったのか、というのは調べるとおもしろそうだ。

選択と集中」という言葉には、まずは眉に唾をつけて読む。そういった「経営の定石」をどの程度理解して使っているのか、よく読む。何かわかったつもりで使っていないか?基本的に、「選択と集中」そのものが正しいとか間違いということはない。要はやり方、その中身だろう。

しばらく経過して再読すれば、再発見もありそうな本だった。

「経営の定石」の失敗学 傾く企業の驚くべき共通点

「経営の定石」の失敗学 傾く企業の驚くべき共通点

中途半端な逃走論の実践

浅田彰さんの『逃走論』という本は、1984年の出版。その2年後、1986年には早くもちくま文庫として文庫化されて、手に取りやすくなった。自分が持っているのは、1992年11刷。たぶん大学浪人中だった1993年に買ったと思う。

2017年の今、読み返していて、未だに有効だと思った。逃走、つまり「逃げる」というキーワード、今、自分はこの文章を家族から「逃げて」書いている。書いているのは駐車場の車の中。車種はホンダ・フリード、9年目。ドリンクホルダーに冷めたコーヒーを置いて、三列目でMacBook Airのキーボードを叩いている。GWの鹿児島は曇っていて、エンジンをかけていない車内でも暑くない。子どもたちは、宿題をしていたり、『となりのトトロ』を見ている。妻は仕事に行く準備をしているか、スマホTwitterをしている。その家から、駐車場の車内でちょっとだけ逃げているわけだ。この程度で「逃走」と言えるのかどうか。その中途半端な逃走が、この文章のポイントになる。
真の逃走と言えば、困難な現状からの逃走反応としてのうつ病や分裂病といった精神疾患がある。あるいは、家出するとか、浮気して家庭を顧みないとか、そういった逃走もある。『逃走論』には、そういった逃走を肯定的に描いている面もある。しかし、本当に精神疾患に陥ったり、不倫でドロドロな人間関係を構築してしまっては意味が無いので、その一歩手前で踏みとどまるような知の在り方を提示していると勝手に理解している。
その文脈においての半端な逃走となる。うつ病になったり、不倫したりするより、駐車場の車に逃げる程度であれば、まったく問題無いだろう。このブログのタイトルにある「シリアルポップ」というのは、その程度の軽さを志向している。

42歳となり、妻にとっては魅力的な男では無くなっている。韓国ドラマに連戦連敗。妻は、家事育児以外の時間は韓国ドラマを見るか、スマホTwitterしているか、という状態で、旦那にはほとんど関心が無い。無関心に対して、何とか努力しようとする試みは心が折れる。無関心に対しては無関心で対抗しないと辛い。だったら、逃げればいいじゃんと。とはいえ、家出したり、浮気したりすることもできない。辛い時にちょっと車に逃げることで救われるのであれば、それでいいじゃないか。ここで、思うのは、糸井重里さんが40歳ぐらいの危機の時期に出会った釣りのような趣味といったものが自分にあれば、そちらに集中するという方法もあるだろう。しかし、今の自分には趣味がまったく無い。家族から離れて熱中できる何かが欠けているのだ。それが見つかるまでは、何とか精神的な危機をやり過ごすしかない。40歳前後は、サブカル鬱に気をつけた方がいいらしい。自分は1990年代に、それこそ浅田彰さんのようなニューアカに影響を受けて、音楽、現代思想など急速にサブカルチャーに傾倒して20代前半を過ごしたので、42歳の今はそのサブカル鬱の危機の只中にいる。そこから逃走すること。ちょっとした時間、自分に無関心な妻、これは自分が未だに妻に執着しているから辛いのだろうが、子どもたちから逃げること。その程度の逃走で危機をやり過ごすことができるのなら、安いものだ。
仕事においても、この中途半端な逃走を最近実践している。神経に障るキーボードの音、独り言、などから逃げて、空いている会議室にこもる。そして、集中して資料を読む。そういった仕事のやり方をしている。仕事を辞めるとか、本気の逃走ではない。問題にならない程度の逃走。それで仕事の成果を出していれば問題無い。そもそも、些細な物音が気になる、というのは精神疾患の一歩手前の症状のような気もする。気をつけよう。まあ、ちょっと自分の席を離れる程度で何とかやり過ごせるのであれば、いいではないか。

ちょっと話が戻るが、家入明子さん、もう柴原明子さんって書いた方がいいのかな?が、セックスレスの問題に関して、妻に対して夫の方が諦めないで、というアドバイスをされていたが、それって辛いのよね。拒否されても拒否されても、その度に、浅田彰さんが描くようなニーチェの超人のように忘却力を発揮して、心に膿を作らず、再度アタックする粘り強さ、最近流行りの言葉で言えば、GRIT、そういう性質ってなかなか身につけるのは大変だ。マッチョになる必要がある。その前に心が折れてしまう。そうやって心が折れそうなタイミングで、バーで失恋した魅力的な女性が自分に関心をもってくれたら浮気の可能性だって高まるだろう。家庭と天秤にかけて冷静に判断するような話ではないのだ。あるいは、職場においては、同僚の女性は夫の仕事ぶりを見ている。そこでアピールできることもあるだろう。一方、妻はサラリーマンの夫の仕事ぶりを見る機会はほとんど無い。妻にとって夫のかっこよさを認識する機会は少ないのだ。その違いもあり、そこから不倫のようなめんどくさい状況が生まれる。自分の場合、めんどくさいというキーワードでの面倒力がすぐに起動するので、おそらく不倫や浮気に走る可能性は低いだろう。それにしても、何度も何度も拒否されてもジョーのように立ち上がってアタックするのは魂を削る行為なのだよなあ。その粘り強さを回復するためにも、やはり中途半端な逃走が一つの処方箋として有効ではないかと考えて、とりあえずの結論とする。

中途半端な逃走によって、仕事でも家庭でも、現実のこの場に踏みとどまることが自分の戦いの場所なのである。

akizukid.hatenablog.com


逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)

駒崎弘樹『働き方革命』を読んだよ〜ゴールデンウィーク明けにおすすめ

駒崎弘樹さんの『働き方革命』を読んだよ。Twitterなどで知っていた。本は初めて。Kindle版。番号はその記載があった辺り。正確な引用ではないので注意。レバレッジメモのようなもの。Evernoteに書いたメモ。

GW明けに読んで仕事のやる気を高めるのに機能する本だと思う。連休明けに、仕事から逃げたいと思えばストレスになる。逃げずに正面から向き合った方がいいと思うし、この本はそういう姿勢を助けてくれる。

政治や経済に女性が参画している度合いGEM(Gender Empowerment Measurement)は世界54位 ベトナム以下 2009年辺り
しかし、日本の女性の教育水準は高いレベル
→可能性が大きい
家族関係予算 対GDP比0.75%(フランス、イギリス 約3%)
本の時間当たりの生産性は主要先進国7カ国中最下位
→この辺り2017年のデータはどうだろう?
→日本の生産性の低さって何が要因なんだろう?

「常に急きたてられるような気持ち」276
→自分がこれを感じている。

「働く」は他者への貢献 599
生きること=働く
働き方を変えることで、社会を変えられる。「働き方の革命」 604
→定義を変える。

他人は簡単にダメ出しする。悪気なくドリームキラーになる。だから、他人に言わなくていい。

仕事で「死んでもやらないといけないこと」714
→MIT(Most Important Task)

ダブルワーク制度 一つの業務を一人で抱え込まないように 846
→最近思うのは、無意識に業務を一人で抱え込む人がいるということ。そうすることで自分の価値を維持できると思っているのかもしれない。自分がいないと仕事が回らないと思いたいのだ。そして、常に大変さをアピールする。属人化を防ぎ、業務を引きはがす必要がある。

メール先頭に【してほしいこと】【期限】を必ず入れる 864
→【依頼〜5/8】といったのを件名に入れる

仕事を抱え込む人にはブラックボックスができてしまう
→そうすることで自分が組織にとって価値があると思いたいのだ。

部下のキャパシティや仕事のやり方は実際見えない。働き方は印象論で大きく左右される。936

仕組み化が進まないと属人的になって生産性が落ちる 999

オフィス近所のカフェで一人引きこもって考える→パーソナル引きこもりタイム
→仕事中にカフェには行けないので、空いている会議室などを利用する。自分の場合、自分の席だと周囲のキーボード音や独り言が気になるから、そういう時は書類等を持って会議室にこもる。

雑用=フラグメント(切れ端)1087

裁量権のある仕事
→今は、工夫次第でかなり裁量権がある。

業務の棚卸 1141

介護の問題 1262
→これは真剣に考えないといけない。妻も含めて4人の親がいる。妹とも話す必要があるか。

両親がもっとも喜ぶツール「孫」1298
→これは自分たちのできる親孝行だと思う。

老後の人生を楽しめるかどうか?

  • 好きなことをみつけているか?
  • 共有できる仲間がいるかどうか?

→老後の人生を楽しめる何かが見つからない。糸井重里さんにとっての釣りのような。そして、自分には仲間がいない。やっぱり老後に人間関係は重要だろうか。

「そうした常に追い立てられるような感覚から、僕は徐々に解放されていった。」1404
見えない不安→前進する僕を蝕む 1419

メンテナンス→だから、僕は休日には積極的に休む 1429
→これは子どもがいない感覚だと思った。子どもがいれば、休日も休むことはできない。

「働く」を拡張して、本業も含めてライフビジョンの追求そのものを「働く」とした 1435

パートナーに出会うのではなく、パートナーになっていく。

相手に期待するのではなく、自分が変わることで新しい関係性を創りだす。1461
インサイドアウト(七つの習慣)

いつもだったら早足で通り過ぎてしまうような家の近所の一角に、石碑がある。1488
ポケモンGOをするようになって、田の神や地蔵様に気付く。

今までは位置関係が中心だった町に、時間(歴史)という軸が組み込まれ、立体的になる。1493
無数の世界がミルフィーユのように折り重なり、関わり合っている 1501
ブラタモリのような感覚

営業系であれば成果を数値化するのは容易。しかし、サービスクオリティを高める部門や社内サービス系のチームは、数値化できないか、手間がかかりすぎる。1546
→自分がやっている財務系の仕事も数値化が難しい。

ダブルワークを徹底していなかった、わずかな隙をぬって、ミスはその銃口を突き付けてきたのだ。1574
→クロスチェックの重要性。チェックせずに押印する決裁は無意味。

「その日にやるべきことで最も重要なことを、朝の3時間で片付ける。朝はタイムリミットが明確なので、集中が強要される。重要だけれども気の重い仕事のオンパレードを、朝のテンションの高さで乗り切る。1590
→MIT

「働き方革命」のお陰で、キャパシティには余裕があった。1600
→普段の余裕が危機に活きる。

「いいか。政治家や官僚を機能させるのも、俺たちの『働く』の一部だ。(略)」 1660
→上の人間をいかに動かすか。そういう視点が欠けていて、正論だけ主張しても物事は進まない。

・マンガ『課長島耕作』(大企業で出世し、女にもてよう)というロールモデルではなくマンガ『マスターキートン』(世界にとって価値ある夢を追うため、無様な試行錯誤をいとわない)というロールモデル 1757
→ここで『MASTERキートン』が出て来るだけで、自分は駒崎弘樹さんという人を信用できると思った。

社会へのコミットメント 1762

本来ワークライフバランスは仕事の生産性を上げて、自らが自らの人生のポートフォリオを自己決定する、という自発的な概念 1780

2017年現在、働き方改革のベースになっているのは、駒崎弘樹さんなどが政府の会議に参加して発言したりした地道な活動がベースになっていると思う。

薩摩金山蔵のトロッコ列車はリアルでスローなビッグサンダーマウンテンだったよ

ゴールデンウィークの日帰り旅行で、いちき串木野薩摩金山蔵に行ってきた。かつての金山らしい。そして、しばらくはテーマパークだったようだが、そこが閉園した後、酒造会社が買い取って再利用しているようだ。坑道を利用して焼酎を造っているらしい。「ようだ」とか「らしい」とか多いのは、その辺りに興味が無いからだ。
元々、大隅半島へ出掛ける計画だったが、天気予報が雨模様ということで変更。金山蔵であれば雨でも見学できる。
そう、見学。坑道見学をトロッコ列車でする。700mほど、トロッコで走っていく。かなり涼しい。肌寒いくらい。そのトロッコ列車は、リアルでスローなビッグサンダーマウンテンという趣きだった。おもしろい。坑道ではポイントで案内人のおじさんが色々と説明をして、さらに7,560円の焼酎をすすめてくる。坑道内で保管、熟成させて指定の日に送ってくれるというサービス。それにしても高価なので、その辺りにも興味は無い。おじさんの説明は聞き流して、主に石を見たり触ったりした。ブラタモリの影響が大きい。
売店では、手頃な焼酎を買おうかと思ったが、妻が清酒を、ということだったので純米吟醸酒を買った。
純米酒純米吟醸酒の違いがわからない。
https://www.instagram.com/p/BTqjf5iB5tQ/
薩摩で唯一の清酒。を買ってみた。薩州正宗。どうなんだろう?


金山蔵の後に、串木野駅近くの「ゆのまえ食堂」で昼食を食べた。まぐろトロカツ定食910円。1,000超えない手頃な値段。カツはしっかりとマグロの味がして美味だった。通りから中に入ったところにあるが、串木野駅前から一本南のあけぼの町交差点を曲がれば、割とすぐに見つけることができると思う。
https://www.instagram.com/p/BTqgYTzhzJK/
お昼は、まぐろトロカツ定食を美味しくいただきました。妻はまぐろラーメン。
最初、若い男性の旅行者がいたりしたが、正午過ぎてからは地元のお客さんが多くなった感じ。
次はカツ丼を食べてみたい。

行きの途中に寄り道した市来観音ヶ池市民の森は、桜のスポットらしいが、既に葉桜。しかし、キャンプするのに良さそうな場所だった。テント張っているのは一組しかいなかった。夜は寒そうだが、この時期ならまだ蚊もいなさそう。

スマホはいざという時のために持っていったのですが、モバイルWi-Fiルーターを自宅待機にしてインターネットには繋がらない状態での日帰り旅行だった。それで写真を撮ったり、見たり、味わったりすることに集中することができてよかったと思う。インスタグラムも後から投稿すればいいしね。
今後も、努めてスマホは手放して外出したい。

ヤマト運輸の最近のニュースを見て、Amazonの店頭受取を試してみた

"Kuroneko" Yamato Transport Souvenir

働き方改革、ドライバー不足、再配達が大変など、一連のヤマト運輸さんのニュースを見て、初めてAmazonの店頭受取サービスを試してみた。
近所のファミリーマート(ファミマ)を指定。
今回はシャンプーとゴキブリ対策のブラックキャップを注文。2,000円超えるように。
翌日、コンビニに届いた旨のメールが。早いね。10日間ほどは置いてもらえるみたい。
受取手順は下記のとおり。慣れれば簡単。

商品の受取手

  1. ファミリーマート店内のFamiポートで「店頭受取サービス」を選択します
  2. Eメールでご案内した12桁の「お問い合わせ番号」を入力します
  3. Eメールでご案内した7桁の「認証番号」を入力します
  4. 「申込券」が出力されますので、30分以内にレジで商品をお受け取りください

結果

いい感じ。自転車でさっと走って受け取った。ずっと自宅で待ったり、ヤマト運輸とすれ違って再配達の手続きをしたりするより、シンプルでめんどくさくない。自分のタイミングで受取できるのもいい。
しかし、ファミポート経由で受け取るから、よくわからない紙がたくさん発生するよね。「領収書兼受取確認票(お客様控え)」とか。コンビニのレジで時間がかかると申し訳ない気持ちになる。それは、Amazon店頭受取とは別問題。
たぶん次回も店頭受取にすると思う。